1. はじめに|VS CodeでAIを使うとどう便利になるの?
みなさん、プログラミングをしていて「もっと効率よく書けたらいいのに…」と思ったことはありませんか?
そんなときに頼りになるのが、AIアシスタントです!
最近では、**VS Code(Visual Studio Code)**というエディターで、AIの力をかんたんに使えるようになりました。とくに注目されているのが、**GitHub Copilot(ギットハブ・コパイロット)**というAIツールです。このCopilotを使えば、コードの続きをAIが自動で書いてくれたり、エラーの原因を教えてくれたりと、とっても便利!
それだけじゃありません。VS Codeでは、AIとチャットでやり取りしながらコードを直してもらったり、**「AIエージェント」**という機能で、ちょっと複雑な操作まで自動化してくれることもできるんです。
このようなAIの力を使えば、
🧠「コードを書くスピードが上がる」
🛠「エラーに悩む時間が減る」
💡「もっとプログラミングが楽しくなる」
というメリットがたくさんあります。
この記事では、**「初心者の方でもVS CodeでAIを使えるようになる」**ことを目指して、準備の方法から使い方、注意点までわかりやすく解説していきます。
プログラミングの学習をもっとラクに、もっと楽しくしていきましょう!
さあ、VS CodeとAIで、一歩先のコーディング体験へ出発です!✨
2. VS CodeでのAI利用に向けた準備
AIを使ってプログラミングをラクにするには、まず準備が大事です。ここでは、VS CodeというエディターにAI機能を入れるためのステップを、ひとつずつわかりやすく紹介します!
🧩 ① VS Codeをインストールしよう
VS Code(Visual Studio Code)は、Microsoftが作った無料のソフトです。コードを書くのにとっても便利で、多くのエンジニアが使っています。
- 公式サイト(https://code.visualstudio.com)を開く
- 自分のパソコンに合ったバージョン(Windows、Macなど)を選ぶ
- ダウンロードして、画面の指示にしたがってインストールするだけ!
🌐 ② 日本語で使えるようにしよう(オプション)
英語がニガテでも大丈夫!
日本語表示にしたい人は、次の手順で簡単にできます。
- VS Codeを開いて、左の四角いアイコン(拡張機能)をクリック
- 検索欄に「japanese」と入力
- 「Japanese Language Pack for Visual Studio Code」をインストール
- VS Codeを再起動すると、日本語になります!
🐍 ③ Pythonを使う準備もしよう
AI機能を使うには、Pythonもよく登場します。PythonをVS Codeで使えるように設定しておきましょう。
- 拡張機能の検索で「Python」と入力
- 「Python」拡張機能をインストール
- Pythonのインストール先を指定(右下に表示されるPythonバージョンをクリック)
これでPythonもVS Codeでバッチリ使えます!
🤖 ④ GitHub Copilotを入れてみよう(AIの中心)
ここからが本番です。AI機能を使うために、「GitHub Copilot」と「Copilot Chat」という拡張機能を入れましょう。
- 拡張機能の検索に「copilot」と入力
- 「GitHub Copilot」と「GitHub Copilot Chat」の両方をインストール
インストール後に、左下のアカウントアイコンからGitHubアカウントでログインします。まだアカウントがない人は、GitHubの公式サイトで無料で作れますよ!
※ Copilotは無料でも試せますが、本格的に使うには有料プラン(月額10ドルなど)もあります。
🧠 ⑤ MCPサーバーの準備(高度なAI機能)
「MCPサーバー」はちょっと専門的ですが、AIにプロジェクト全体を見せたり、外部サービスと連携したりしたいときに使えます。
初心者の方は最初はスキップしてもOKですが、参考として簡単に手順を紹介します。
- プロジェクトの中に
.vscodeフォルダーを作成 - その中に
mcp.jsonという設定ファイルを作る - GitHub連携をしたいときは、GitHub用のテンプレートを参考に設定
npxコマンドでMCPサーバーを起動(Node.jsが必要)
これで、AIがプロジェクト全体を理解しやすくなり、ファイルの検索やプッシュ操作などもAIに任せられるようになります!

このように、ちょっと準備は多めですが、一度やってしまえばその後はとっても快適です✨
次は、いよいよ「AIをどう使うのか?」を具体的に見ていきましょう!
3. VS Codeで使えるAI機能とその使い方
VS CodeにAIの機能を入れたら、いよいよ使ってみましょう!
AIはあなたの「プログラミングの相棒」として、いろんなことを手伝ってくれます。ここでは、よく使われる3つのAI機能を紹介します。
✍️ ① コード補完AI(Copilot)
まずは一番シンプルで便利な機能、「コード補完AI」!
これは、コードを書いている途中で「次にこう書いたらいいかも?」とAIが続きを予想してくれる機能です。
✅ 使い方はとっても簡単:
- 普通にコードを書き始めるだけで、薄いグレーの文字で続きが表示されます。
- OKならTabキーを押すだけで採用できます!
- 少しずつ採用したいときは、Windowsなら Ctrl + →、Macなら Cmd + →。
- 他の提案が見たいときは、Windowsなら Alt + [、Macなら Option + [ を使ってみてください。
💡 上手な使い方のコツ:
- 変数名や関数名をわかりやすくする
- コメントをしっかり書く(AIが意図を読み取りやすくなります)
- 関連ファイルも一緒に開いておくと、より正確な提案をしてくれます!
💬 ② チャットAI(Copilot Chat)
次は、AIと会話しながらコードの質問をしたり、修正をお願いできる「チャットAI」!
✅ 使い方はこんな感じ:
- 上の「Copilot」アイコンをクリックしてチャット欄を開く
- モードを選ぶ(質問/編集など)
- AIに聞きたいことを日本語や英語で入力!
例えばこんなふうに使えます:
- 「このエラー、どう直せばいいの?」
- 「もっと速く動くコードにして!」
- 「この関数の意味を説明して」
✏️ 編集モードでは…
- 依頼した内容にそって、AIがコードを書き直してくれます。
- 修正は赤と緑の線で表示され、**「変更を保持する」**を押せば反映されます。
- 改行したいときは Shift + Enter を使ってね。
🧠 ③ AIエージェント(高度なAI機能)
最後に紹介するのは、**「AIエージェント」**という、ちょっと未来感のある機能です。
これは、「Git操作」や「複数ファイルの編集」など、面倒な作業をまるごとAIに任せられるというスゴイ機能!
✅ 使い方は次の通り:
- チャットモードを「エージェント」に切り替える
- やってほしいことを自然な文章で伝える(「このコードを整理して」「Gitにプッシュして」など)
- AIが自動でタスクを実行 → 結果を表示してくれます
MCPサーバーと連携すると、リポジトリの検索・Push・Pullリクエストまで自動でやってくれることも!
📝 ヒント:
- GPT-4ではなく「GPT-4o Mini」の方が動作が安定することもあります。
- 「AIエージェントが深く考える」オプションをONにすると、複雑な指示にも強くなります(試験機能です)。

このように、VS CodeのAI機能を使えば、「書く・聞く・お願いする」が全部できるようになります!
次のセクションでは、AIを使うときに注意してほしいことを紹介します。
安全に、楽しくAIと付き合っていきましょう!
4. AI利用時の注意点とリスク管理
AIはとっても便利ですが、**「使うときに気をつけてほしいこと」**もいくつかあります。
ここでは、安全にAIと付き合っていくためのポイントをわかりやすく解説します!
⚠️ ① AIが書いたコードは必ずチェックしよう
AIが提案してくれるコードはすごく便利ですが、100%正しいとは限りません。
たとえば…
- セキュリティ上あぶない書き方(SQLインジェクションなど)
- 動かないコードやバグのあるコード
もたまに出てくることがあります。
🔍必ず「自分の目」で確認することが大切です!
🔒 ② 見せちゃいけないコードは見せない!
AIとやり取りしているとき、VS Codeに開いているファイルの内容はクラウド上のAI(OpenAIやGitHub)に送られています。
つまり、会社の秘密やパスワードが書かれたコードは見せちゃダメ!
💡どうしても使うときは、
- 機密情報は一時的に削除してから使う
- APIキーなどは環境変数にしておく
といった工夫をしましょう。
🏢 ③ 仕事で使うときは、上司に確認しよう
会社や学校でAIを使いたいときは、勝手に使う前にルールを確認しましょう。
とくに企業では「ソースコードはAIに送っちゃダメ」というポリシーを決めている場合もあります。
✔ 「使ってもいいか?」「どの範囲までならOKか?」を事前に聞いておくと安心です。
🧠 ④ AIは魔法の道具ではない
「AIに全部やってもらえるんでしょ?」と思った人、ちょっと待って!
たしかにAIはすごいですが、完ぺきではありません。
- 複雑なプロジェクトだと誤解することがある
- 長すぎるコードや大量のファイルをうまく処理できないことも
AIはあくまで「アシスタント」。
最終的な判断は人間がするということを忘れないでくださいね!
🧪 ⑤ 新しい技術はまだ実験中なことも
VS CodeのAI機能、とくに「AIエージェント」や「MCP連携」などは、まだ新しい機能です。
- バグがあることも
- 仕様が変わることも
だからこそ、こまめにバージョンアップを確認したり、バックアップを取りながら使うのがおすすめです!

以上のことを気をつければ、AIとの付き合い方はバッチリです!
まとめ|VS Code × AIでプログラミングがもっと楽しく!
今回の記事では、VS CodeでAI機能を使う方法を初心者向けにやさしく紹介しました。
✨この記事のポイント
- VS CodeにGitHub CopilotやチャットAIを入れることで、コードの補完や質問ができるようになる
- AIエージェントやMCPサーバーを使えば、もっと高度な操作も自動化できる
- 使うときの注意点を知っておけば、安全に便利に活用できる
AIはうまく使えば、学習のスピードもグンと上がります。
VS CodeとAIを使って、もっと自由に、もっと楽しくプログラミングをしていきましょう!
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よくある質問(Q&A)
- QGitHub Copilotは無料で使えるの?
- A
一部機能は無料でも試せますが、継続的に使うには有料プラン(月額10ドルなど)が必要です。
- QチャットAIは日本語でも使える?
- A
はい、日本語でも自然に会話できます!ただし、英語の方が提案の幅が広がることもあります。
- QMCPサーバーは初心者でも使った方がいい?
- A
必須ではありません。まずはGitHub Copilotだけでも十分です。慣れてきたらチャレンジしてみましょう!







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