1. はじめに|「条件分岐」ってなに?なぜ必要なの?
みなさんは日常生活で、こんなふうに考えたことはありませんか?
「もし雨が降ったら、傘を持っていこう。」
「もし80点以上だったらゲームしていい。」
「もしお腹がすいてたらおやつを食べよう。」
こういう「もし〜なら〜する」って考え方、実はプログラミングでもとっても大事なんです!この“もし〜なら”をプログラムで表現する方法を 「条件分岐(じょうけんぶんき)」 といいます。
Pythonでは、この条件分岐をするために if文(イフぶん) や elif文(エルイフぶん) を使います。
✅ たとえばこんな場面で使える!
たとえば、テストの点数に応じて次のようなメッセージを出したいとします:
- 80点以上なら「合格!おめでとう!」
- 60点以上80点未満なら「もう少し!再テストがんばろう」
- それ未満なら「不合格…。次はがんばろう!」
こういうときに使うのが「条件分岐」なんですね。
✅ この章で学べること
この記事では、次のようなことをやさしく解説していきます。
if文ってどう書くの?elif文でどうやって分けるの?- 間違えやすいポイントはどこ?
- 実際のコードでどう使えばいいの?
プログラミング初心者や高校生でも、読んで実際に動かしてみればきっとすぐに理解できますよ。
さあ、一緒にPythonで条件分岐を学んでいきましょう!
2. if文の基本構文と使い方
✅ if文ってなに?
if文は、「ある条件が当てはまる(True)」ときにだけ、決められた処理を実行するための文(ぶん)です。
日本語でいうと「もし〜なら、〜する」にあたります。
✅ 基本の書き方はこれ!
if 条件:
実行したい処理
たとえば、点数が80点以上だったら「合格」と表示したい場合は、こう書きます:
score = 85
if score >= 80:
print("合格です!")
実行結果:
合格です!
ここでのポイントは…
- if の後ろに書く「条件」(ここでは
score >= 80) - 最後にコロン(:)を忘れずに!
- 実行したい処理は、1段下げて書く(これを「インデント」といいます)
✅ インデントに注意!
Pythonでは、**インデント(字下げ)**がとても重要です。
たとえば、次のように書くとエラーになります。
score = 85
if score >= 80:
print("合格です!") # ←インデントがない!
これは、「ifの条件に当てはまったら何を実行するのか」がわからなくなるため、Pythonが怒ってしまうんですね。
✅ ちょっと応用:条件が当てはまらないとき
もし点数が70点だったら、さっきのコードは何も表示されません。
なぜなら、score >= 80が「False(条件に当てはまらない)」からです。
こういうときは、次のセクションで紹介する elif文 や else文を使って、さらに分岐を増やしていきます!
🔍 まとめ
if文は「もし〜なら〜する」を書くための文- コロン(:)とインデントは絶対に忘れないこと!
- 条件がTrue(正しい)ときだけ、処理が実行される
3. elif文で分岐を増やす
✅ elif文ってなに?
elif文は、「ifの条件が当てはまらなかったときに、次の条件をチェックする」ための文です。
つまり、「もしAがダメなら、Bを試してみよう!」という流れを作ることができます。
✅ 書き方の基本
if 条件1:
処理1
elif 条件2:
処理2
これで、条件1がFalseなら、条件2をチェックして、Trueなら処理2を実行します。
✅ 実例:テストの点数で判定してみよう!
score = 75
if score >= 80:
print("合格!おめでとう!")
elif score >= 60:
print("あと少し!再テストです")
実行結果:
あと少し!再テストです
このコードでは、
- 80点以上 → 合格
- 60点以上 → 再テスト
という分岐ができます。
score = 75 は score >= 80 には当てはまりませんが、
次の score >= 60 はTrueなので、「再テストです」が表示されます。
✅ 複数のelifを使うこともできる!
score = 45
if score >= 80:
print("合格!おめでとう!")
elif score >= 60:
print("あと少し!再テストです")
elif score >= 40:
print("再チャレンジ!もうちょっと!")
実行結果:
再チャレンジ!もうちょっと!
条件は上から順にチェックされて、最初に当てはまったところで処理が実行されます。
✅ ifは1回だけ、elifはいくつでもOK!
ポイントとして覚えておいてほしいのは、
if文は最初の1回だけelif文は何回でも追加できる
ということです!
📝 まとめ
elifは「ifの条件がダメだったら次にこれを試す!」という意味- 条件は上から順にチェックされ、最初に当てはまったものだけが実行される
- 条件が増えるときは
elifを使おう!
4. elseも使えばさらに便利
✅ else文ってなに?
else文は、「ifやelifのどれにも当てはまらなかったときに実行される処理」を書くための文です。
つまり、“最後の手段” みたいなものですね!
たとえば、「どの条件にも当てはまらなかったらこうしてね!」というときに使います。
✅ 書き方の基本
if 条件1:
処理1
elif 条件2:
処理2
else:
どれにも当てはまらなかったときの処理
elseの後ろには条件は書きません。
「それ以外すべて」に当てはまるからです。
✅ 実例:点数によって評価を出そう!
score = 35
if score >= 80:
print("合格!おめでとう!")
elif score >= 60:
print("あと少し!再テストです")
else:
print("不合格…。次はもっとがんばろう!")
実行結果:
不合格…。次はもっとがんばろう!
このように、ifにもelifにも当てはまらなかった場合、最後にelseが実行されます。
✅ こんなふうに考えよう!
条件チェックの流れはこうなります:
if(まず最初の条件をチェック)elif(当てはまらなかったら次の条件へ)else(どれにも当てはまらなかったときの最終手段)
なので、**「上から順にチェックして、最後はelseでカバーする」**というイメージを持っておくとGoodです!
📝 まとめ
elseは「どの条件にも当てはまらなかったとき」に使うelseには条件は書かない(コロンだけつける)if+elif+elseの組み合わせで、複雑な判断ができるようになる!
5. よくあるエラーとつまずきポイント
Pythonのifやelif、else文はとても便利ですが、ちょっとしたミスでうまく動かなくなることがあります。
ここでは、初心者がよくつまずくポイントとその対処法をまとめました!
❌ コロン(:)を忘れてしまう
NG例:
if score >= 80 # ← コロンがない!
print("合格!")
エラー内容:
SyntaxError: expected ':'
✅ 対処法:
if、elif、elseの**後ろには必ずコロン(:)**をつけましょう!
❌ インデント(字下げ)がバラバラ
Pythonではインデントがとても大切。字下げがそろっていないとエラーになります。
NG例:
if score >= 80:
print("合格!")
print("がんばったね!") # ← インデントが不ぞろい
エラー内容:
IndentationError: unindent does not match any outer indentation level
✅ 対処法:
- スペースで統一(できれば4つ分)しましょう
- タブとスペースをまぜないように注意!
❌ 条件の書き方ミス
「=」と「==」を間違えるのもよくあるミスです!
NG例:
if score = 80: # ← これは「代入」になってしまう!
print("80点です")
エラー内容:
SyntaxError: cannot assign to expression
✅ 対処法:
- 条件式では**
==(イコールが2つ)**を使います! =は「代入」、==は「等しいかどうかの比較」
❌ elifやelseの位置が変
NG例:
print("テスト結果")
elif score >= 60: # ← if の前に elif は使えない!
print("再テストです")
✅ 対処法:
elifは必ずifのあとに書きましょう!elseも一番最後に置くのがルールです
✅ おすすめの対策まとめ
- エラーが出たらまず 行番号とエラーメッセージ をよく読む!
- 書いたコードを 声に出して読んでみると 間違いに気づきやすい!
- エラーはプログラミングに付きもの。怖がらずに1つずつ直していこう!
6. まとめ|ifとelifをマスターしよう!
ここまで、Pythonの「条件分岐」について学んできました。
ふり返ってみると、プログラムにとって条件分岐はまるで**“判断力”**みたいなもの。
「もし○○ならこうしよう」という考え方を、コードにそのまま書けるのがif文やelif文のすごいところです!
✅ 今日学んだことをおさらい!
if文:条件がTrueのときだけ実行するelif文:「もし違ったら次の条件をチェックする」ために使うelse文:どの条件にも当てはまらなかったときの“最後の処理”- コロンとインデントは超重要!ここでミスしがちなので注意
- エラーが出ても大丈夫! 一歩ずつ直せば必ず動くようになるよ!
🧪 ぜひ自分でも書いてみよう!
実際に自分のアイデアでプログラムを書いてみると、理解がグッと深まります。
たとえば:
- 点数だけじゃなく、「気温」によって服装を変えるアドバイスを出す
- 数字を入力して、偶数か奇数かを判定する
…こんなちょっとしたプログラムも、ifとelifを使えば簡単につくれますよ!
よくある質問(Q&A)
- Q
ifとelifって、両方必要なの? - A
必ず両方使う必要はありません!
ifだけで済む場合もありますし、条件が増えてきたときにelifを使うと便利です。
たとえば1つの条件しかチェックしないなら、ifだけでもOKです。
- Q
ifのあとにカッコって必要? - A
Pythonではカッコは必要ありません!
たとえばif (score >= 60):のように書いても動きますが、Pythonのスタイルとしてはif score >= 60:のようにカッコなしが基本です。
- Q
elseって毎回書いたほうがいいの? - A
絶対に必要ではありません。
「どの条件にも当てはまらなかったときに何か処理をしたい」ときだけ使えばOKです。
ないとエラーになる、ということはありませんよ。








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