1. はじめに|Python初心者が最初につまずくポイントとは?
こんにちは!
この記事では、Pythonを初めて学ぶ高校生やプログラミング初心者の方に向けて、基本的な構文や書き方をやさしく解説していきます。
Pythonはシンプルで読みやすい構文が特長の、人気の高いプログラミング言語です。AIやWeb開発、データ分析など、いろんな分野で使われています。ですが、いざ書いてみると「なぜか動かない…」「意味がわからないエラーが出る…」と、最初の壁にぶつかることも多いんです。
特に、こんなことで困った経験ありませんか?
SyntaxErrorやIndentationErrorってなに?- if文を書いたのに、なぜか動かない…
- インデントってどこまで下げればいいの?
じつはこれ、Pythonならではの「ルール」を知らないと起こりやすい失敗なんです。
たとえば、Pythonでは「インデント(字下げ)」の位置がコードの意味に影響します。他の言語ではあまり見かけない特徴なので、初心者が最初につまずくポイントになりがちです。
でも大丈夫!この記事では、以下の3つをわかりやすく解説していきます。
- Pythonの基本構文(改行やインデントのルール)
- PEP8というスタイルガイドに沿った、読みやすいコードの書き方
- エラーメッセージの読み解き方と対処法
初心者の方でも、実際のコード例を見ながら学べるように、やさしい言葉と具体例を使って進めていきます。
「わからない…」を「できた!」に変える第一歩として、ぜひ読み進めてみてくださいね!
👉 最初のステップは、インデントと改行の基本ルールを知ることから!詳しく見ていきましょう。
2. Pythonの基本構文をマスターしよう
Pythonを使いこなすためには、「文法のルール」をしっかり理解することが大切です。とくにインデントや改行のルールは、Python独特で初心者がつまずきやすいポイントでもあります。
ここでは、Pythonを書く上で必ず知っておきたい基本構文を、順番にやさしく紹介していきます。
2-1. 改行とインデントのルール
🔸 Pythonは“見た目”が命!
Pythonでは「どこで処理が始まり、どこで終わるのか」をインデント(字下げ)で表現します。
たとえば、if文を書いたときはこんなふうになります:
x = 10
if x > 5:
print("5より大きいです")
ポイントはこの「print」の前のスペース4つ。これがインデントです。
❌ インデントを忘れると…
if x > 5:
print("エラーになります!") # ← エラー!
このように**インデントがないだけでエラー(IndentationError)**になってしまいます。
インデントの深さは スペース4つが基本。Tabキーではなく、スペースを使うのがPEP8というルールでも推奨されています。
2-2. Pythonでよく使う基本構文
🟢 変数の代入
name = "Taro"
age = 18
Pythonは型を書かなくてもOK!文字列や数値もシンプルに書けます。
🟢 条件分岐(if文)
if age >= 18:
print("大人です")
else:
print("未成年です")
コロン「:`」のあとにインデントを忘れずに!
🟢 繰り返し(for文)
for i in range(5):
print(i)
range(5)は「0〜4」まで繰り返す命令。インデントでprint(i)が繰り返し対象だと伝えています。
2-3. コメントを書こう(#マーク)
コードの中にメモを残したいときは、#(シャープ)を使ってコメントを書きます:
# これは年齢を比較するプログラムです
if age >= 20:
print("飲酒OK")
コメントはプログラムの動作には影響せず、あとで見返したときのヒントになります。
自分が書いたコードでも、時間が経つと「これ何だっけ?」となるので、コメントはこまめに入れておくのがコツです!
🧑🏫 ワンポイントまとめ!
| 項目 | 内容 | 注意点 |
|---|---|---|
| インデント | スペース4つ | Tabキーは避ける |
| コロン「:」 | ifやforのあとに使う | 忘れるとエラーに |
| 改行 | 1行ずつ処理を書く | ;(セミコロン)は不要 |
| コメント | #でメモを残す | 日本語でもOK |
3. PEP8とは?読みやすいコードを書くためのガイドライン
Pythonには、**読みやすくてキレイなコードを書くための“ルールブック”**があるのをご存じですか?
それが PEP8(ペップエイト) というスタイルガイドです。
この章では、「PEP8って何?」「守らないとどうなるの?」といった疑問に答えながら、読みやすくてトラブルの少ないコードを書くコツを紹介していきます。
3-1. PEP8ってなに?
PEP8(Python Enhancement Proposal 8)は、Pythonの公式なコーディングスタイル集です。
難しく聞こえるかもしれませんが、要は「みんなが読みやすいように、こう書こうね!」というお作法のまとめだと思ってください。
たとえば:
- インデントはスペース4つにしよう
- 長すぎる1行はやめよう(基本は79文字以内)
- 変数名はわかりやすくつけよう(例:
num_itemsなど)
こうしたルールに沿うことで、自分も他人もわかりやすいコードになります。
3-2. 実際によくあるPEP8ルールまとめ
| 項目 | 内容 | 例 |
|---|---|---|
| インデント | スペース4つ | print("Hello") |
| 行の長さ | 最大79文字(目安) | 長い文は改行してOK |
| 空行 | 関数やクラスの前後に1〜2行あける | def func(): の前に空行 |
| 変数名 | スネークケースが基本 | user_name、total_price |
| 比較 | ==や!=などを使う | if x == 5: |
3-3. PEP8に違反するとどうなるの?
実際、PEP8に従わないからといってエラーになることはありません。
でも、読みづらいコードは以下のような問題を引き起こします:
- 他の人がコードを読めなくなる(チームでの開発に不向き)
- 自分でも後で意味がわからなくなる
- 間違いを見つけにくくなる(バグの温床)
たとえばこちら:
def a(x):return x+1
これ、動くけど……見にくいですよね。
PEP8に沿って書くとこうなります:
def add_one(x):
return x + 1
たった数文字の違いで、グッと読みやすくなるんです。
3-4. PEP8チェックツールを使おう
初心者でも簡単にPEP8に沿ったコードを書けるようになるツールもあります:
- flake8:PythonのコードにエラーやPEP8違反がないかチェックしてくれる
- Black:自動でPEP8に整形してくれるフォーマッター
どちらも無料で使えるので、プログラムに慣れてきたら試してみてくださいね!
🧑🏫 ワンポイントまとめ!
- PEP8は「Pythonを書くときのマナー帳」
- 読みやすく、ミスの少ないコードを書くために大切
- 自分のためにも、未来の自分や他人のためにも、「見やすいコード」を意識してみよう!
4. エラーメッセージを味方につけよう
Pythonを書いていてよくあるのが、**プログラムが途中で止まってしまう「エラー」**です。
最初は「なんか怖い…」「全部英語で意味わからん…」と思うかもしれません。
でも実は、エラーメッセージは“先生のヒント”のようなものなんです。
ここでは、初心者がよく出会うエラーと、その読み解き方、解決方法をやさしく解説していきます!
4-1. Pythonでよくあるエラー3選
❌ SyntaxError(文法エラー)
文法のルールに違反しているときに出ます。
print("こんにちは"
🔽 エラー表示の一例:
SyntaxError: '(' was never closed
➡ カッコが閉じられていないという意味。「閉じカッコがないよ!」と教えてくれています。
❌ IndentationError(インデントのエラー)
インデントがずれていたり、足りなかったりすると出るエラーです。
if True:
print("Hello") # ← インデントなしでエラー!
🔽 エラー表示の一例:
IndentationError: expected an indented block
➡ 「インデントが必要なのに入ってないよ!」という指摘。
❌ NameError(名前が見つからない)
変数名が間違っているときに出ます。
print(score) # まだscoreを定義してない
🔽 エラー表示の一例:
NameError: name 'score' is not defined
➡ 「scoreっていう名前の変数、どこにもないよ」という意味です。
4-2. エラーの「どこを見るか」を覚えよう!
エラーメッセージには「エラーの種類」「問題の場所」「説明」が含まれています:
File "main.py", line 3
print("Hello"
^
SyntaxError: '(' was never closed
💡チェックポイント:
- ファイル名と行番号:「どこでエラーが起きたか」がわかる!
- エラーの種類:
SyntaxErrorなどの名前を覚えると強くなる! - 説明文:ヒントが載ってるので、Google翻訳などを活用しよう!
4-3. エラーは「失敗」じゃなく「学び」
最初はエラーが出るたびに落ち込むかもしれませんが、エラーを直す力=プログラミング力です。
うまくいかない → 調べて直す → 動いた!
この流れを何回か経験するうちに、どんどん上達していきます。
むしろ、「エラーの意味が少しわかってきたかも」と思えたら、あなたはもう初心者を卒業し始めています!
🧑🏫 ワンポイントまとめ!
- エラーは“怒られてる”のではなく、“助けてもらっている”
- よく出るエラーの種類を知っておくだけで安心感アップ!
- エラーメッセージの内容は「宝の地図」みたいなもの
5. 実践編|間違い探しで学ぶPythonの構文
ここまでで、Pythonの基本ルールやエラーの読み方を学んできました。
でも、知識だけでなく「実際に間違っているコードを直す力」も大切です!
この章では、あえて“間違ったコード”を見て、それをどう直すかを一緒に考えていきましょう。
まるで間違い探しゲームのように、楽しみながら学べますよ!
5-1. おかしなPythonコードを直してみよう!
🧩 問題1:インデントがバラバラ
if True:
print("こんにちは")
print("Python楽しい!")
💭 このコード、どこが間違っているかわかりますか?
👇 正しい書き方はこちら:
if True:
print("こんにちは")
print("Python楽しい!")
🔍 ポイント:
ifの中の処理は、すべて**同じインデント幅(スペース4つ)**にそろえましょう!
🧩 問題2:コロンを忘れてる!
x = 10
if x > 5
print("5より大きい")
👇 正しい書き方はこちら:
x = 10
if x > 5:
print("5より大きい")
🔍 ポイント:
- if文やfor文のあとには「:(コロン)」が必須!
🧩 問題3:変数が定義されていない
print(total_price)
👇 修正するには、変数をちゃんと用意しましょう:
total_price = 3000
print(total_price)
🔍 ポイント:
- 変数は使う前に必ず定義すること!
NameErrorが出たら「変数、ちゃんと作った?」を疑いましょう。
5-2. PEP8を意識して書き直してみよう!
こちらのコード、動きますが読みにくいです:
def tax(p):return p*1.1
print(tax(1000))
👇 PEP8に従って、読みやすく整えると:
def calculate_tax(price):
return price * 1.1
print(calculate_tax(1000))
🔍 ポイント:
- 関数名・引数名は意味がわかるように
- 処理と処理の間に空行を入れて見やすく
🧑🏫 ワンポイントまとめ!
- 「間違いを直す」練習は、成長への一番の近道!
- エラーを見つけて修正できる力は、プログラミングの武器!
- PEP8を意識するだけで、コードの読みやすさがグッとアップ!
6. まとめ|ルールを知れば怖くない、Pythonの第一歩
ここまで、Python初心者がつまずきやすいポイントを中心に、基本的な構文やエラーの読み方、そして読みやすいコードの書き方(PEP8)について学んできました。
最初は「インデントって何?」「なんでこんなエラーが出るの?」と戸惑うことも多いと思います。
でも、Pythonには明確なルールがあり、それを知っていれば自然とコードが書けるようになります。
💡 この記事で学んだことをふり返ろう!
- Pythonは“インデント”と“改行”が命
→ コードの形で「処理のまとまり」を表す - PEP8に沿えば、読みやすいコードになる
→ 未来の自分や他人が見てもわかるコードを目指そう! - エラーメッセージは味方にしよう
→ 問題の場所や内容を教えてくれる、大事なヒント! - 間違い探しは最高の練習
→ 実践を通じて理解が深まる!
🔰 おわりに
Pythonの学習は、「失敗→理解→成功」のくり返しです。
エラーが出たときに「わからない」で止まらず、「なんで?」と調べていく姿勢が、プログラミングの上達にはとても大切です。
焦らず、ひとつひとつ、できることを増やしていきましょう。
あなたの第一歩が、これからの大きな成長につながるはずです!

次は、実際に自分でコードを書いてみたり、簡単な課題に挑戦したりしてみてください。
「print」1行から始まったPythonの道が、きっと楽しく広がっていきますよ!
よくある質問(Q&A)
- QPythonのコードでインデントってそんなに大事なんですか?
- A
はい、大事です!
Pythonではインデント(字下げ)がコードの“かたまり”を示すため、正しく書かないとエラーになります。他の言語では「{ }」で囲むような部分も、Pythonではインデントの深さで表すため、見た目がそのまま動作に影響します。
- Qタブ(Tabキー)とスペースのどっちを使えばいいですか?
- A
基本的にはスペース4つが推奨です。
Pythonの公式ルール(PEP8)では、タブではなくスペース4つを使うのが望ましいとされています。タブとスペースを混ぜるとエラーの原因にもなるので注意しましょう!
- Qエラーが出たとき、どうすればいいの?
- A
エラーメッセージを読んで、まず「どの行で」「どんなエラーか」を確認しましょう。
たとえば「SyntaxError」なら文法ミス、「NameError」なら変数の書き間違いなど、**エラーの種類には意味があります。**わからない場合は、そのままコピペしてGoogle検索するのも効果的です。






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