1. はじめに|エラーが怖いのは「読めない」から
Pythonを始めたばかりの頃、プログラムを動かしてみたら――
画面にずらーっと英語と数字の並んだエラーメッセージが出てきて、思わず固まってしまった…。そんな経験、ありませんか?
「なにこれ、壊れたの?」「英語ばっかで意味わかんない!」「自分には向いてないかも…」
でも安心してください。それ、あなただけじゃありません。
実はエラーメッセージが怖く感じる一番の理由は、“読めないから”なんです。
エラーメッセージは、Pythonが「ここが間違ってるよ」「こう直したらいいかも!」と親切に教えてくれているサイン。でも、そのメッセージが英語だったり、専門用語っぽかったりして、初心者にはどうしても“冷たくて怖い”存在に見えてしまうんですよね。
でも大丈夫。この講座では、Pythonでよく出てくるエラーの読み方のコツを、やさしく解説していきます。
たとえば、
- エラーには「種類」「場所」「説明」の3つのパーツがあること
NameErrorやSyntaxErrorって、どんな意味?- エラーが出たとき、どうやって直せばいいの?
といったことを、ひとつずつわかりやすく説明していきます。

このページを読み終えるころには、「エラーが出ても怖くない!」「むしろありがたい!」と感じられるようになるはずです。
それでは、さっそくPythonエラーメッセージの世界をのぞいてみましょう!
2. Pythonのエラーメッセージとは?
Pythonでプログラムを書いていると、うっかりミスやちょっとした間違いで「エラー」が出ることがありますよね。
でも、エラーって実は「Python先生」からのヒントの手紙みたいなものなんです。
エラーは「プログラムが止まった理由」を教えてくれる
プログラムが止まってしまう原因を、Pythonはちゃんと教えてくれます。しかも、そのどこがどう間違っているのかを、できるだけ正確に伝えようとしてくれるんです。
たとえば、こんなエラーメッセージが出たとします。
pythonコピーする編集するNameError: name 'numbr' is not defined
これは、
「’numbr’っていう名前の変数が見つかりませんよー」
と教えてくれています。よく見たら、numberを打ち間違えてnumbrにしてますね。
エラーメッセージは3つのパーツでできている
Pythonのエラーメッセージには、主に次の3つの情報が含まれています:
- エラーの種類(例:
NameError,SyntaxErrorなど)
→ どんなタイプの間違いなのか - エラーの場所(例:何行目で起こったか)
→ どこを直せばいいのか - エラーの内容(例:変数が定義されていない、カッコが足りない など)
→ どう直せばよさそうか
これを知っておくだけでも、エラーの「読み方」がずいぶん変わってきますよ。
英語だけど、ちょっとずつ慣れれば読めるようになる!
たしかにエラーメッセージは英語ですが、出てくる単語にはよくあるパターンがあります。
たとえば「not defined」は「定義されていません」、「unexpected」は「予期しない」など、繰り返し出てくる単語は限られています。

次は、実際によく出るエラーをいくつかピックアップして、その意味と対処法をくわしく解説していきます。
「なんだ、エラーって意外と親切じゃん!」って思えるようになりますよ。
3. よく出るエラーメッセージの読み方・対処法
Pythonを使い始めたばかりのころに、よく出てくるエラーをまとめてみました!
それぞれ「どんなときに出るのか?」「どう読めばいいのか?」「どう直せばいいのか?」を紹介しますね。
🔤 SyntaxError: 文法ミスの王様
💬 エラーメッセージの例
SyntaxError: invalid syntax
💡 原因と意味
「文法が間違ってるよ!」というエラーです。
たとえば、カッコを閉じ忘れたり、コロン(:)をつけ忘れたりすると出てきます。
🛠 よくある例
if x == 10
print("xは10です")
↑ if 文のあとに コロン(:)がない のが原因。
✅ 直し方
if x == 10:
print("xは10です")
🙋♂️ NameError: 名前が見つからない!
💬 エラーメッセージの例
NameError: name 'numbre' is not defined
💡 原因と意味
「その変数、どこにも定義されてませんよー」というエラーです。
スペルミスや、使う前に変数を定義してないときに出ます。
🛠 よくある例
print(numbre)
✅ 直し方
number = 5
print(number)
⬇️ IndentationError: インデントがずれてる!
💬 エラーメッセージの例
IndentationError: unexpected indent
💡 原因と意味
Pythonでは「字下げ(インデント)」が超重要!
スペースやタブの数がずれていたり、不要なインデントがあると怒られます。
🛠 よくある例
print("スタート")
print("これはインデントがおかしい")
✅ 直し方
print("スタート")
print("これは正しいよ")
🧮 TypeError: 型が違う!
💬 エラーメッセージの例
TypeError: can only concatenate str (not "int") to str
💡 原因と意味
「型(たとえば文字列と数字)を混ぜちゃってるよ!」というエラーです。
文字と数字をそのまま足そうとするとこうなります。
🛠 よくある例
age = 15
print("年齢は" + age)
✅ 直し方
print("年齢は" + str(age))
📦 IndexError: リストの外を見ようとしてる!
💬 エラーメッセージの例
IndexError: list index out of range
💡 原因と意味
リストの「存在しない番号」を見ようとしてるエラーです。
リストの範囲外にアクセスするとこうなります。
🛠 よくある例
fruits = ["りんご", "バナナ"]
print(fruits[2])
(fruitsの中に「2番目(3つ目)」はありません)
✅ 直し方
print(fruits[1]) # これならOK(バナナ)

こうしたエラーは、最初はよく出るけど、慣れるとすぐ直せるようになります!
エラーメッセージを読むコツをつかめば、だんだん「間違い探しゲーム」みたいに楽しくなってくるかも?
4. エラーの英語を読むコツ
「エラー文って英語ばっかりで、読む気なくなる…」
その気持ち、すっごくわかります!でも実は、エラーメッセージに出てくる英語って、よく出るパターンが決まってるんです。
ここでは、「エラー文をなんとなく読めるようになるコツ」を紹介します!
🌟 よく出てくる単語・表現を覚えよう
| 英単語・表現 | 日本語の意味 | どういうときに出る? |
|---|---|---|
not defined | 定義されていない | 変数を作る前に使ったとき(NameError) |
invalid syntax | 文法が間違っている | コロンやカッコ忘れなど(SyntaxError) |
unexpected indent | 予期しないインデント(字下げ) | インデントがおかしいとき(IndentationError) |
unsupported operand | 対応していない演算子 | 型の違うものを足したりかけたり(TypeError) |
list index out of range | リストの範囲外だよ | リストの番号が大きすぎたとき(IndexError) |
たとえば、こんなふうに考えると覚えやすいですよ。
not= 「〜ない」defined= 「定義された」 →not defined=「定義されてない」
📘 エラーメッセージは“文”として見なくていい
エラー文は英文法として完璧な文じゃなく、**ポイントだけを伝える“短いメモ”**のようなもの。
全部を訳そうとしなくても大丈夫!「キーワード」だけつかめれば、直すヒントが見えてきます。
たとえば:
TypeError: can only concatenate str (not "int") to str
これを細かく訳すより、ポイントは:
TypeError(型のミス)strとintを混ぜた
→ 文字列と数値を足そうとしたミス!
これだけわかればOKです。
💡 英語が苦手でもコピペすれば大丈夫!
エラー文は、そのまま Googleで検索したり、ChatGPTに貼り付けて聞くのが効果的!
たとえば:
🔍「NameError: name ‘nmae’ is not defined」
これを検索バーにコピペするだけで、同じエラーで困った人の質問や解決方法がずらっと出てきます!

最初はチンプンカンプンでも、「なんか見たことあるな〜」って感覚がついてきます。
ゲームの攻略と同じで、何度も出会って慣れていくうちに、自然と読めるようになりますよ!
5. エラーに出会ったときの心構え
Pythonを書いていて、エラーが出るとガッカリしちゃいますよね。
「また間違えた…」「どうせ自分は向いてないんだ…」って思ってしまう人もいるかもしれません。
でも、大丈夫。**エラーは“失敗”じゃなくて“成長のチャンス”**なんです!
🧘♀️ まずは深呼吸!慌てなくてOK
エラーが出ると「えっ!なにこれ!」とあわてがちですが、落ち着いて見てみましょう。
- 赤い文字が出た=プログラムがちゃんとチェックしてくれた証拠
- エラーを出して止まってくれるから、大きなバグにならない
むしろPythonは、「ねえねえ、ここ間違ってるよ〜!」って優しく止めてくれてる親切な存在なんです。
🕵️♂️ エラー文をよく見る習慣をつけよう
エラーが出たら、以下の3ステップで見てみましょう。
- エラーの種類を確認(例:
NameError,SyntaxErrorなど) - 何行目かを確認(→
File "main.py", line 3のように出る) - 説明部分を読む(ヒントになる英語がある)
これを毎回くり返すことで、自然と「なんとなく読める→なんとなく直せる」ようになります!
🔍 エラーは検索して調べるのが当たり前!
エラー文を見て意味がわからないときは、そのままコピペしてGoogle検索するのが一番です!
たとえば:
TypeError: unsupported operand type(s) for +: 'int' and 'str'
このエラーをそのまま検索するだけで、
・どういう意味か
・どうやって直せばいいか
・同じミスをした人の体験談
が、たくさん見つかります。
💬 ChatGPTや質問サイトをうまく使おう!
どうしてもわからないときは、ChatGPTに「このエラーの意味を教えて」と聞くのもおすすめ。
他にも「teratail」や「Stack Overflow」といった質問サイトを活用するのも◎です。
【初心者向け】ChatGPTの使いかた完全ガイド|登録から活用法までやさしく解説!
ポイントは、「恥ずかしがらずに聞くこと」。
初心者はみんな、最初は同じようなところでつまずくので安心してくださいね。
✅ エラーが出る → 直す → 理解が深まる
エラーって、実は最高の先生なんです。
- 何が間違っていたのか?
- なぜその書き方じゃダメなのか?
- 次はどう書けばいいのか?

エラーを直したあとって、「あっ、そういうことか!」って理解が深まる瞬間なんですよね。
6. まとめ|エラーを味方にすればPythonはもっと楽しくなる!
ここまで、Python初心者がよく出会うエラーメッセージの読み方や対処法を、ひとつひとつ紹介してきました。
はじめのうちは、エラーが出るたびに「怖い」「イライラする」「投げ出したくなる」かもしれません。
でも、少しずつエラーメッセージの意味がわかってきて、直せるようになると…
「エラーが出てもあわてない」
「むしろ、直すのが楽しい」
「Pythonの仕組みがどんどんわかってくる!」
そんなふうに、エラーが「怖いもの」から「成長のチャンス」に変わっていくんです。
✅ 今日のまとめ
- エラーはPythonからの「ヒント」
- よく出るエラーにはパターンがある
- 英語は全部訳さなくてOK!キーワードだけ読もう
- わからないときは検索やChatGPTに頼ってOK
- エラーを直すことが、上達への近道!

あなたがつまずいた「そのエラー」は、きっと未来の“自分らしいコード”につながる第一歩です。
エラーを恐れず、一緒に楽しくPythonを続けていきましょう!
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よくある質問(Q&A)
- Qエラーが出るたびに検索するのって恥ずかしくないですか?
- A
全然恥ずかしくありません! むしろ検索力はプログラミングにおいて超重要なスキルです。プロでも毎日検索しています。
- Qまったく同じエラーが何度も出て困っています。
- A
同じ場所を何度も直してるつもりでも、**他の場所にも同じ間違いがあることがよくあります。エラーの「行番号」や「変数名」をよく確認してみましょう。
- Q英語がどうしても読めません。どうすれば?
- A
無理に英語を覚えようとせず、**ChatGPTやGoogle翻訳でそのままエラーメッセージを貼って聞いてみるのが一番手軽でおすすめです。







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