1. はじめに|Google Colabってなに?なんで便利なの?
Pythonを勉強しようと思って、いざ始めてみたら……
「まずは環境構築からやりましょう」って言われて、そこでつまずいたこと、ありませんか?
実は、Pythonを始めるだけなら、パソコンに何もインストールしなくてもOKな方法があります。
それが Google Colaboratory(グーグル・コラボラトリー)、通称「Colab(コラボ)」です!
Colabは、Googleが提供しているPython実行環境で、ブラウザ上でそのままPythonのコードが書けて、ボタンひとつで動かせます。
つまり、めんどうな設定やインストールなしで、すぐにプログラミングの練習ができちゃうんです!
Colabのここがすごい!
- 🌐 インストール不要! ブラウザがあればすぐ使える
- 💾 自動保存! Googleドライブにどんどん保存される
- 🧪 実験に最適! ちょっとコードを試したい時にサクッと動かせる
- 📱 どこでも使える! 自宅のPCでも、学校のPCでも同じノートブックを開ける
特に、Python初心者にとって「環境構築なしで始められる」っていうのは本当に助かります。
最初のハードルをグッと下げてくれるので、「とりあえずやってみたい!」という人にぴったりなんです。
このあと、Colabの基本的な使い方や便利な機能を、図や例を交えながらわかりやすく紹介していきますので、どうぞお楽しみに!
2. Google Colaboratoryを始める準備
さっそくColabを使ってみましょう!
と言っても、難しい設定はまったく必要ありません。
Googleアカウントさえあれば、たった数分で準備完了です。
ここでは、Colabを使うための準備をステップごとに紹介しますね。
✅ ステップ1:Googleアカウントにログインしよう
まずは、Googleアカウントを用意しましょう。
Gmailを使っている人なら、それがそのままGoogleアカウントです。
まだ持っていない場合は、下記から無料で作れます。
✅ ステップ2:Googleドライブを開こう
Colabは、Googleドライブと一緒に使うことで、ノートブック(=Pythonファイル)を自動保存してくれます。
- Googleにログインしたら、Googleドライブを開きます
- 「マイドライブ」の画面が表示されたらOK!
✅ ステップ3:「Colab」を追加しよう(初回のみ)
- マイドライブ上で右クリックして、表示されたメニューから「その他」→「アプリを追加」を選びます
- 検索ボックスに「Colaboratory」と入力し、「Google Colaboratory」が表示されたらインストールします
これでColabがGoogleドライブと連携できるようになりました!
✅ ステップ4:新しいノートブックを開こう!
- もう一度ドライブで右クリックし、「その他」→「Google Colaboratory」を選びます
- 新しいタブでノートブックが開きます(デフォルトでは「Untitled.ipynb」などの名前)

これで、Pythonを動かす準備はバッチリ!
すぐにコードを書き始めることができますよ。

ノートブックのタイトル(左上)はクリックすると編集できます。
たとえば「Python入門練習ノート」みたいにしておくと、あとで見つけやすくなりますよ!
3. ノートブックの基本構成と使い方
Colabのノートブックは、「セル」というブロックでできています。
セルには大きく分けて「コードセル」と「テキストセル」の2種類があります。
それぞれの使い方を、わかりやすく見ていきましょう!
🧩 コードセル:Pythonコードを書く場所!
コードセルは、Pythonのコードを書くところです。
たとえば、以下のように書いてみましょう👇
print("こんにちは、Python!")
コードを書いたら、実行ボタン(▶マーク)をクリックするか、Shift + Enterキーを押すと、すぐ下に結果が表示されます。
こんにちは、Python!
✅ ポイント
- 1つのコードセルで定義した変数や関数は、他のセルでも使える!
- でも、実行した順番によって結果が変わることがあるので注意!
- 最初のセル実行時だけ少し時間がかかるけど、それ以降はサクサク!
✍️ テキストセル:説明やメモを書く場所!
テキストセルでは、**Markdown(マークダウン)**という書き方を使って、説明文や見出しを書けます。
たとえば、こんなふうに書けます👇
# 大見出し
## 中見出し
- 箇条書きリスト
**太字** と *斜体*
上のように書いて実行すると、テキストが見やすく整形されます✨
説明やメモを分かりやすく残せるので、ノートとしても大活躍です!

テキストセルは、ダブルクリックで編集モードに戻せます。
💡セル操作の便利テク
- 「+ コード」ボタンでコードセルを追加
- 「+ テキスト」ボタンでテキストセルを追加
- セルの右側にあるゴミ箱アイコンで削除
- ショートカット操作:
Escキー →Bキー:下に新しいセルを追加Escキー →Dを2回:セルを削除

ノートブックは「コードセル」と「テキストセル」を組み合わせて、
ちょうど「授業のノート」みたいに使うことができます。
Pythonコードと、その説明をひとまとめで保存・共有できるのも、Colabの大きな魅力です!
4. セルの操作方法(追加・削除・ショートカット)
Colabを使っていると、**「もっとセルを増やしたい!」とか、「このセル、もういらないな〜」**って思うことが出てきますよね。
ここでは、そんなときに使えるセルの操作方法を、やさしく紹介していきます!
🆕 セルを追加するには?
セルを追加する方法は、いくつかあります。
方法①:画面の上のボタンを使う
- 上部メニューの「+ コード」ボタン → コードセルが追加されます
- 「+ テキスト」ボタン → テキストセルが追加されます
方法②:セルの間にマウスを持ってくる
- セルとセルの間にマウスを持っていくと、「+ コード」「+ テキスト」という小さなボタンが出てきます。
- そこでクリックすれば、好きな場所にセルを追加できます!
方法③:ショートカットキーを使う(これが超便利!)
- セルを選んだ状態で
Escを押してから…Bキー → 下に新しいセルを追加Aキー → 上に新しいセルを追加
🗑 セルを削除するには?
セルを消したいときも簡単です!
方法①:ゴミ箱アイコンをクリック
- セルの右上にある 🗑マーク(ゴミ箱) をクリックすると削除できます。
方法②:ショートカットキーでサクッと削除
- セルを選択して
Escを押し、すぐにDを2回押す(つまりD→D)
→ あっという間にセルが削除されます!
🔄 セルの移動もできる!
- セルの左上にある 上下の矢印アイコン をクリックすると、セルを上下に移動できます。
- もちろん、マウスでドラッグ&ドロップすることも可能です!
💡セル操作のまとめ
| 操作 | 方法 |
|---|---|
| コードセルを追加 | 「+ コード」ボタン、Esc → B |
| テキストセルを追加 | 「+ テキスト」ボタン、Esc → A |
| セルを削除 | ゴミ箱ボタン、または Esc → D → D |
| セルを移動 | 上下の矢印ボタン、またはドラッグ&ドロップ |

Colabに慣れてくると、ショートカットキーを使うのがとっても効率的なので、少しずつ覚えていきましょう!
5. ランタイムの操作とリセット方法
Colabでコードを書いていろいろ試していると、
「なんかうまく動かない…さっきの変数が残ってるのかも?」という場面に出くわすことがあります。
そんなときに便利なのが、ランタイムの操作です!
ここでは「ランタイム」ってなに?というところから、リセットの方法まで、わかりやすく解説していきます。
🔁 そもそも「ランタイム」ってなに?
ランタイムとは、ColabでPythonコードを実行している裏側のコンピュータ環境のことです。
- みなさんが書いたPythonコードは、Googleのクラウドサーバー上で実行されます。
- この実行環境のことを「ランタイム」と呼びます。
- 一度コードを実行すると、その結果や変数はメモリに保存されたままになります。
🛠 実行環境を「リセット」する方法
ランタイムをリセットすると、それまでの変数や実行結果が全部クリアされて、
まっさらな状態に戻ります!
ランタイムを再起動する手順
- 上のメニューから「ランタイム」をクリック
- 「ランタイムを再起動」を選択
- 確認ダイアログが出たら「はい」を押す
これで、Colabの実行環境がリセットされます。
今まで定義した変数や読み込んだデータはすべて初期化されます。
🚀 全部のセルを一気に実行するには?
ランタイムを再起動したあとは、ノートブックの内容を一から実行しなおす必要があります。
そのとき便利なのがこちら👇
「すべてのセルを実行」する方法
- メニューから「ランタイム」→「すべてのセルを実行」を選ぶ
- 上から順番に、全てのセルが自動で実行されます!
これで、Pythonスクリプトをまるっと再実行したのと同じ状態になります。
他の人と共有するときや、久しぶりにノートブックを開いたときにも便利です。
🧼「なんか動きが変だな…」と思ったら?
Colabでは、長く作業していると以下のようなことが起きることがあります:
- 古い変数が残っていて、結果が思った通りにならない
- エラーが出てるけど、どこが原因かわからない
そんなときは、いったんランタイムを再起動して、すべてのセルを再実行してみましょう!
6. ライブラリのインストールと活用
Pythonでは、**「ライブラリ(またはパッケージ)」**を使うことで、
データ分析、グラフ表示、機械学習など、さまざまなことができるようになります。
Colabにはよく使われるライブラリがあらかじめ入っていますが、
必要に応じて自分で追加インストールすることも簡単にできます!
📦 ライブラリってなに?
ライブラリとは、Pythonでよく使う機能や便利なツールをまとめたセットのことです。
たとえば:
| ライブラリ名 | 用途 |
|---|---|
pandas | データの表や集計などに強いライブラリ |
matplotlib | グラフや図を描くためのライブラリ |
numpy | 数学や配列の計算を高速に行える |
scikit-learn | 機械学習用の定番ライブラリ |
🔧 Colabにライブラリを追加する方法
使いたいライブラリが入っていない場合は、Colab上で次のように書いて実行すればOKです👇
!pip install ライブラリ名
たとえば、openpyxlというExcel関連のライブラリをインストールしたい場合:
!pip install openpyxl
「!」をつけることで、**Pythonコードではなく、ターミナルコマンド(シェルコマンド)**として動かせます。
✅ インストール後にやること
ライブラリをインストールしたら、通常のPythonコードとして**import**文を使って読み込めばOKです!
import openpyxl
これで、そのライブラリの機能を自由に使えるようになります🎉
🚨 注意点
- ライブラリのインストールはノートブックごとに必要です。
- 一度インストールしても、ノートブックを新しく開いたりランタイムを再起動した場合は、もう一度インストールが必要になることもあります。
- なるべく毎回同じセルでインストール+インポートするようにすると、再現性が高まります!
💡 Colabで使えるおすすめライブラリ(初心者向け)
| ライブラリ名 | 主な用途 |
|---|---|
pandas | データの読み書き(CSVやExcel) |
matplotlib / seaborn | グラフの作成 |
tqdm | プログレスバーの表示 |
beautifulsoup4 / requests | Webスクレイピング |
openpyxl | Excelファイルの読み書き |
7. Google Colabでできること
Google Colab(コラボ)は、Pythonコードをサクッと試せるだけじゃありません。
Googleの他のサービスと連携して、もっと便利に使うことができるんです!
ここでは、Colabでできるお役立ち機能をいくつか紹介しますね。
📁 Googleドライブと連携してファイルを読み書き!
Colabからは、自分のGoogleドライブ内のファイルにアクセスできます。
たとえば、CSVファイルや画像を読み込んだり、作成したデータを保存したりできます。
✅ 使い方(Googleドライブをマウント)
from google.colab import drive
drive.mount('/content/drive')
これを実行すると「Googleアカウントにアクセスしてもいい?」という許可画面が出てきます。許可すると、ドライブの中身が /content/drive/MyDrive/ に表示されるようになります!
できることの例
- ドライブ内のCSVを読み込む
- 画像やExcelファイルを保存する
- モデルの学習結果を保存する
📊 Googleスプレッドシートと連携
Google Sheets(スプレッドシート)と連携することで、表データの読み書きができます。
たとえば、Pythonで加工したデータをスプレッドシートに書き込んで、他の人と共有することも可能です!
必要なライブラリ:
!pip install gspread
!pip install gspread_dataframe
使い方はやや高度ですが、「チームでのデータ共有」にとても役立ちます!
🧠 BigQueryとの接続も可能!
Googleのビッグデータ分析サービス「BigQuery」とも連携できます。
Colabを使えば、SQLを書いて大量のデータを分析することも可能です。
機械学習やデータサイエンスを学びたい方にはとても便利な連携機能です!
🤝 共同編集もラクラク!
Colabは、Googleドキュメントと同じ感覚で共同編集ができます。
- ノートブックのURLを共有するだけで、他の人と一緒に作業できます。
- コメント機能や履歴の確認もできるので、チーム開発や勉強会にも最適です。
📱 スマホ・タブレットでも閲覧OK!
Colabはブラウザベースなので、スマホやタブレットでも開くことが可能です(編集はちょっと操作しにくいですが…)。
ちょっとした確認や閲覧には十分使えますよ!
💡 こんな人にColabはピッタリ!
- 環境構築が苦手な初心者さん
- 外出先でもコードを確認したい人
- チームでPythonを使いたい人
- Googleドライブやスプレッドシートをよく使う人
8. まとめ
ここまで、Google Colaboratory(Colab)の使い方や便利な機能について紹介してきました。
「Colabって便利そうだけど、自分に向いてるのかな?」と思っていた方も、
今はもう、「これは使わないともったいない!」と感じているかもしれません😊
あらためて、ColabがPython初心者にぴったりな理由をまとめておきますね。
✅ Colabのここがスゴイ!
| 特長 | 内容 |
|---|---|
| 🌐 環境構築が不要 | ブラウザさえあればすぐにPythonが使える! |
| 💾 自動保存 | 作業内容はGoogleドライブに自動で保存されるから安心 |
| 🧪 実験に最適 | ちょっとしたコードをサクッと試せるスピード感 |
| 🔄 再実行も簡単 | 「すべてのセルを実行」で再現性バツグン |
| 🤝 共同作業もOK | URLを共有するだけでチーム開発もスムーズに |
| 🔌 拡張性もあり | ドライブ・スプレッドシート・BigQueryとも連携できる |
🐣 初心者におすすめの使い方
- Pythonの練習ノートとして活用
- データの読み込みやグラフ表示のテスト
- 自動化スクリプトの実験場所
- スクールや勉強会での発表・共有用ノート

Pythonを学び始めたばかりの方も、Colabを使えば「書いて→動かして→試してみる」が驚くほど気軽にできます。
まずは「print()」からでもOK!どんどん手を動かして、Pythonに慣れていきましょう!
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よくある質問(Q&A)
- QColabは無料で使えますか?
- A
はい、Googleアカウントさえあれば、基本機能はすべて無料で使えます。
ただし、より高性能なランタイム(GPU・長時間実行など)を使いたい場合は「Colab Pro(有料)」へのアップグレードも検討できます。
- Qノートブックの内容は保存されますか?
- A
はい、Googleドライブに自動保存されます。手動で保存する必要はありません。
ノートブックの名前を変えると、あとで見つけやすくなりますよ。
- Qどんなブラウザでも使えますか?
- A
基本的には、Chrome、Firefox、Edgeなどの主要ブラウザに対応しています。
スマートフォンからの閲覧も可能ですが、編集はPC推奨です。







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