1. はじめに|文字列の操作、スムーズにできてますか?
Pythonでプログラムを書いていると、「文字列(文字のならび)」を操作する場面がたくさん出てきます。
たとえばこんなこと、やったことありませんか?
- ユーザーの入力から空白を消したい…
- 複数の文字を「,(カンマ)」でつなぎたい…
- 特定の単語を別の言葉に置き換えたい…
こうした作業、じつは**Pythonの「文字列メソッド」**を使えばとてもカンタンにできるんです!
Pythonの文字列(str型)は、たくさんの便利なメソッド(=文字列専用の関数)を持っています。
これらを使いこなすことで、コードの見た目がスッキリして、書くのも読むのもラクになるんです。
この記事では、Python初心者さん向けに、よく使われる文字列メソッドをやさしい言葉と実例つきで解説していきます。
「replaceって何?」「stripってどう違うの?」といった疑問もこの記事でまるっと解決しますよ!
それではさっそく、Pythonの文字列メソッドの世界をのぞいていきましょう!
2. Pythonの文字列メソッドとは?
まずは、「文字列メソッドって何?」というところから、やさしく解説していきましょう。
▶ 文字列メソッドとは?
Pythonでは、文字列(str型)というデータに対して、いろいろな処理を行うための専用の関数が用意されています。
これらを「文字列メソッド」と呼びます。
「メソッド」という言葉が少しむずかしく感じるかもしれませんが、カンタンに言えば、
**文字列に対して使える特別な機能(操作)**のこと。
たとえば、
"Hello".upper()
これは「Hello」という文字列をすべて大文字に変換してくれるメソッドです。
結果はこうなります👇
'HELLO'
▶ メソッドの使い方の基本
Pythonの文字列メソッドは、次のようなお決まりの形で使います:
"文字列".メソッド名(引数)
実際の例を見てみましょう:
"banana".replace("a", "o")
このコードは「banana」の中の「a」を「o」に置き換えてくれます。
出力は…
'bonono'
▶ なぜメソッドを使うの?
もちろん、自分で文字列の中身を一文字ずつ処理しても同じことはできます。
でも、メソッドを使えば一発で、しかも安全に処理できるんです。
つまり、
- 書くコードが短くなる
- 読む人にもわかりやすい
- バグが出にくい
という、良いことだらけ!

次は、Python初心者でもすぐに使える「定番の文字列メソッド」を、例とセットでわかりやすく紹介していきますね!
3. よく使う文字列メソッド7選(用途・特徴・例つき)
ここでは、Python初心者さんが特によく使う7つの文字列メソッドを、実例と一緒に紹介していきます!
3-1. startswith() と endswith()|文字列の先頭・末尾をチェック!
何ができる?
文字列が「〇〇で始まってる?」「〇〇で終わってる?」を調べることができます。
使い方の例:
filename = "report2025.pdf"
print(filename.endswith(".pdf")) # True
print(filename.startswith("report")) # True
ポイント:
TrueまたはFalseが返ってくるよ- ファイル名チェックやURL判定に便利!
3-2. replace()|文字列の一部を置き換える!
何ができる?
ある文字を別の文字にまとめて全部入れ替えできます。
使い方の例:
text = "I like apples and apples."
new_text = text.replace("apples", "oranges")
print(new_text) # I like oranges and oranges.
ポイント:
- 文字の削除にも使える!
例:text.replace("apples", "")→I like and .
3-3. join()|リストの要素を文字列にくっつける!
何ができる?
リストなどのデータを、好きな文字(区切り)でつなげて1つの文字列にできます。
使い方の例:
words = ["Python", "is", "fun"]
sentence = " ".join(words)
print(sentence) # Python is fun
ポイント:
- 区切り文字の前に
.join()を書くのがコツ!
3-4. strip() / lstrip() / rstrip()|空白や記号を取り除く!
何ができる?
文字列の先頭や末尾にある空白や記号を削除できます。
使い方の例:
name = " Tanaka "
print(name.strip()) # "Tanaka"
date = "_2025_06_14_"
print(date.strip("_")) # "2025_06_14"
ポイント:
lstrip()→ 左(先頭)だけ削除rstrip()→ 右(末尾)だけ削除replace()との違い:中身は消さない、端っこだけ削除
3-5. zfill()|左に0を足して桁数をそろえる!
何ができる?
「00001」のように、0で左を埋めて数字っぽくそろえることができます。
使い方の例:
num = "42"
print(num.zfill(5)) # 00042
ポイント:
zfill()は文字列に使える'-5'.zfill(4)→'-005'(符号はそのまま)
3-6. upper() と lower()|大文字・小文字の変換!
何ができる?
英字をすべて大文字、または小文字に変換できます。
使い方の例:
word = "Python"
print(word.upper()) # PYTHON
print(word.lower()) # python
ポイント:
- 入力の大小文字をそろえるのに便利!
- 検索や比較の前処理に使われることが多いよ

この7つを覚えておけば、文字列の操作はかなりスムーズになります!
4. 文字列メソッドを使うときの注意点
ここまでで、Pythonの便利な文字列メソッドをいろいろ紹介してきましたね。
でも、使うときにちょっと気をつけたいポイントもあるんです。
知らないと「アレ?なんで変わってないの?」となるかもしれません。
✅ 1. 文字列は「変更できない」もの(イミュータブル)
Pythonの文字列は「イミュータブル」といって、中身を直接変えることはできません。
たとえば、こんなコード:
text = "apple"
text.replace("a", "A")
print(text) # あれ? "Apple" にならない?
出力は…
apple
変わってない!
これは、replace()が新しい文字列を作るだけで、元のtextはそのままだからです。
変更したいときは、変数に代入しなおすのを忘れずに!
text = text.replace("a", "A") # ← こうすればOK!
✅ 2. メソッドチェーンもできるけど、やりすぎ注意!
Pythonでは、メソッドを**つなげて書くこと(チェーン)**もできます。
text = " Hello world "
print(text.strip().upper()) # "HELLO WORLD"
これは、「空白を削除してから大文字にする」という流れを一行で書いた例です。
とても便利ですが、
- つなげすぎると読みにくくなる
- 途中でどこかミスするとバグになりやすい
ので、1つずつ段階を分けて書くのもアリです。
✅ 3. 全角・半角、日本語には注意!
文字列メソッドは、英語のようなアルファベットが中心の設計になっています。
そのため、日本語や全角文字(例:全角スペース)にはちょっとクセがあります。
たとえば、
text = " こんにちは " # ← 全角スペース
print(text.strip()) # 全角スペースは消えないかも?
この場合、strip()は半角スペースしか削除しないので注意!
→ 全角を削除したいときは、text.replace(" ", "")のように明示的に書くのがコツです。

以上のポイントをおさえておけば、文字列メソッドをもっと安心して使えますよ!
5. まとめ|Pythonの文字列操作はメソッドで劇的に効率化!
今回は、Pythonで文字列をあつかうときに超便利な文字列メソッドを、やさしく紹介してきました。
✅ 覚えておきたいポイントをおさらい!
🔹 文字列メソッドは、"文字列".メソッド名() の形で使える
🔹 代表的なメソッド7つ:
startswith()/endswith():始まり・終わりをチェックreplace():文字を置き換え・削除join():リストなどを文字列に結合strip()/lstrip()/rstrip():空白や記号の除去zfill():ゼロ埋めで桁そろえupper()/lower():大文字・小文字の変換
🔹 文字列はイミュータブル(=直接は変えられない)なので、結果を代入し直すのを忘れずに!

Pythonの文字列メソッドをうまく使いこなせば、コードがグッとスッキリして、作業効率もアップします!
最初は使い方を忘れちゃうこともあると思いますが、この記事をメモ代わりにして、少しずつ使ってみてくださいね!
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よくある質問(Q&A)
- Q文字列メソッドって全部覚えなきゃダメ?
- A
いいえ、全部は覚えなくて大丈夫です!
まずは今回紹介した7つの基本メソッドだけ覚えればOKです。よく使ううちに自然と身につきますよ。
- Q
replace()とstrip()の違いがよくわかりません…。 - A
大きな違いは「どこが削除されるか」です。
replace()→ どこでも置き換え・削除OK(中も含む)strip()→ 文字列の先頭と末尾だけに効果があります
たとえば:
"apple".replace("a", "") → "pple"
" apple ".strip() → "apple"
- Qメソッドを使っても文字列が変わってない気がします…。
- A
それ、代入しなおしてないのが原因かも!
Pythonの文字列は「イミュータブル」なので、メソッドを使っても元の文字列はそのままです。
メソッドの結果を変数に入れ直すのを忘れずに!text = text.replace("a", "A") # ← これ大事!







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