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GitHubのマージとリベース、どっちを使うべき?チーム開発で失敗しない運用ルールを解説!

Python入門

1. はじめに|GitHubの「マージ」と「リベース」って何?なぜ迷うの?

こんにちは!
チームでプログラミングをしていると、よく聞くのが「マージ(merge)する?リベース(rebase)する?」という会話。GitHubで複数人が同時にコードを書くとき、避けて通れないテーマです。

でも正直、最初はどっちを使えばいいのかよく分かりませんよね?
マージはなんとなく安全そうだけど履歴がゴチャゴチャになることもあるし、リベースは履歴がキレイになるって聞くけど、なんか怖そう…。

実際、「マージ派」と「リベース派」がぶつかることもよくあります(笑)。

この「マージ」と「リベース」は、どちらもブランチ(作業の分岐)を整理してひとつにまとめるための機能です。でも、それぞれ使い方や特徴が違っていて、場面によって正しい選択が変わるのがややこしいところ。

この記事では、

  • そもそもマージとリベースって何なのか?
  • それぞれの違いやメリット・デメリット
  • チームで迷わない運用ルールの決め方

などを、図や例もまじえてやさしく解説していきます!

「なんとなく使ってたけど、ちゃんと理解しておきたい!」という方にぴったりの内容です。
それでは、マージとリベースの違いを見ていきましょう!




2. マージとリベースの違いをやさしく解説

それではまず、「マージ」と「リベース」って何がどう違うのか?をイメージしやすく解説していきますね。

🧩 マージ(merge)とは?

マージは、別々のブランチの変更を1つにまとめる方法です。よく使うのが、開発用のブランチ(たとえばfeature/login)をメインのmainブランチに取り込むとき。

git checkout main
git merge feature/login

こんな感じでマージすると、2つの履歴をそのままくっつけて、**「マージコミット」**という新しい記録が作られます。

🧠 メリット

  • 複数人での開発履歴をそのまま残せる
  • 操作ミスが少なく、初心者にもやさしい

⚠️ デメリット

  • 履歴が「枝分かれ」だらけになって、後から見ると少しゴチャゴチャ

💡イメージ:

A---B---C (main)
\
D---E (feature/login)
\
F (merge commit)

🧹 リベース(rebase)とは?

リベースは、別のブランチの変更履歴を、自分のブランチに“つけかえる”操作です。たとえば、mainブランチの最新状態にfeature/loginを載せかえるイメージ。

git checkout feature/login
git rebase main

こうすると、自分の作業(D, E)がmainの末尾に「移動」する形になります。
結果、履歴が一直線になるのが特徴です。

🧠 メリット

  • 履歴がキレイに直線になり、後から見やすい
  • 「どんな変更をしたか」が明確になる

⚠️ デメリット

  • 操作を間違えると、履歴が壊れることも(とくに--forceの使い方に注意!)
  • チーム開発で共有ブランチに使うとトラブルのもとになることも

💡イメージ:

Before:
A---B---C (main)
\
D---E (feature/login)

After rebase:
A---B---C---D'---E' (feature/login)

※D’とE’は、内容は同じでも「新しい履歴」として作り直されます。

このように、マージは「記録をそのまま残す」方法、リベースは「履歴を整理して並べかえる」方法です。

じゃあ、チーム開発ではどっちを使えばいいの?




3. チーム開発での使い分けルール

マージとリベース、どっちも便利だけど、チームで使うとなるとルールを統一しないとトラブルのもとになります。
ここでは、チーム開発でよく使われるおすすめの使い分け方をご紹介します!


✅ 基本方針:共有ブランチでは「マージ」、ローカルでは「リベース」

シチュエーション推奨操作理由
mainブランチに取り込むときマージ履歴を安全に保ちやすく、衝突が起きても調整しやすい
自分の作業ブランチで最新のmainを取り込むときリベース履歴が直線的になって後から見やすくなる
プルリクエストを送るときSquash & Merge推奨1つのまとまったコミットとして取り込めるので履歴がスッキリ

📌 リベースは「共有前だけ」にしよう!

リベースはとても便利なんですが、すでにGitHubにpushしたブランチに対してリベースすると、「履歴が書き換わる」ために他のメンバーの作業が壊れる危険性があります。

特にgit push --forceは注意!

🚨 チームで共有しているブランチでは、リベース禁止 or 要相談が鉄則!


💡プルリクエスト時は「Squash and Merge」も便利

GitHub上でプルリクエストをマージするとき、「Merge」以外にもいくつか選択肢があります:

  • Create a merge commit(そのままマージ)
  • Squash and merge(全部まとめて1コミットにする)
  • Rebase and merge(履歴を直線にしてマージ)

特におすすめなのが「Squash and Merge」。
細かい作業コミットが多くても、1つの大きな変更として取り込めるので、履歴がとても見やすくなります!


🔧 ブランチ運用ルールの例

main(常にリリース可能な状態)
├── develop(開発のベース)
│ ├── feature/○○(新機能)
│ ├── bugfix/○○(バグ修正)
  • feature/*ブランチは、developをrebaseして最新に保つ
  • GitHubでPRを出すときは「Squash and Merge」で履歴を整理
  • mainへのマージは責任者が行う(CIが通ったら)

次は、よくあるトラブル例とその防ぎ方について詳しく紹介します。
「履歴が壊れた!」「マージミスった!」を防ぎたい方は、ぜひ読んでみてください!




4. よくあるトラブルとその回避法

マージとリベース、ちゃんと使えばとても便利な機能ですが、使い方を間違えるとトラブルの原因になることも…。
ここでは、よくある失敗パターンとその対策をわかりやすく紹介します!


❌ トラブル1:リベースしたら履歴が壊れた!

あるあるケース:
GitHubにpush済みのブランチを、あとからリベースしてしまった。

その結果、

  • 他の人のpullがうまくいかない
  • コンフリクト地獄に突入…

という事態に。

💡 対策

  • 共有ブランチでのリベースは原則NG!
  • どうしても必要なときは、事前に「このあとリベースします!」と連絡してから行いましょう
  • --force-with-leaseを使うと安全(普通の--forceは危険)
git push --force-with-lease

❌ トラブル2:マージコミットが多すぎて履歴がグチャグチャ

あるあるケース:
毎回マージで開発を進めていたら、履歴が枝だらけに…。

A---B---C---M---M2---M3...
\ \ \
D E F ...

💡 対策

  • ローカルで作業ブランチをrebaseしてからマージすると、履歴がスッキリ
  • GitHubでの「Squash and Merge」もおすすめ
  • CIの整備で、マージのたびにテストを走らせるようにする

❌ トラブル3:複数人が同時にリベースして、衝突!

あるあるケース:
2人以上が同じブランチをリベースして、どちらも--forceで上書きしてしまった!

結果:

  • どっちが最新かわからなくなる
  • 片方の作業が消える or 上書きされることも

💡 対策

  • 基本は1人だけがリベース+pushを行う
  • チームで「リベースする人は宣言する」ルールを決めよう
  • GitHubの保護ブランチ設定で--forceを禁止するのもアリ

💬 まとめ:トラブルは「共有」から起きる!

マージもリベースも、ローカルでやる分には安全です。
でも、pushしてみんなと履歴を共有するタイミングが要注意!

ちょっとした運用ルールや一言のコミュニケーションで、多くのトラブルは防げます。




5. チームで決めておきたいGitの運用ルール

ここまで読んで「マージとリベース、それぞれ使いどころがあるんだなぁ」と感じた方も多いと思います。
でも、自分だけがルールを守っても、チーム全体で揃っていなければ意味がありません!

ここでは、チーム開発でトラブルを防ぐために決めておきたいGitの運用ルールをまとめて紹介します。


📘 ルール1:マージ戦略はあらかじめ決めておく!

GitHubのプルリクエストには、マージ方法が3つあります:

方法特徴
Merge commit履歴にマージした記録(コミット)が残る
Squash and mergeコミットを1つにまとめて履歴がスッキリ
Rebase and merge履歴を直線に並び替えて取り込む

👥 チームで「基本はSquashにしよう!」など、方針を統一しておくと、あとから履歴を見やすくなります。


🧪 ルール2:CI(自動テスト)でマージの安全性をチェック!

マージ前にテストを通すのは、もはや必須の文化です。

  • GitHub ActionsなどのCIツールを導入する
  • mainやdevelopへのマージは、テストに合格しないと許可しない設定にする

これで「動かないコードをマージしちゃった!」という事故が防げます。


🛡 ルール3:ブランチ保護ルールを活用する

GitHubでは、ブランチに対して保護ルールを設定できます。
たとえば:

  • mainブランチには直接push禁止
  • 管理者のみマージできる
  • --force pushをブロックする

こうした設定をしておくことで、うっかり操作による破壊を防げます。


🧾 ルール4:.gitconfigやツールで補助する

gitには設定ファイル(.gitconfig)があり、操作ミスを防ぐためのオプションもあります。

[push]
default = simple

[alias]
st = status
co = checkout
br = branch

また、GUIツール(例:GitHub Desktop、Sourcetree)を使えば、視覚的に操作できてミスが減ります。


📝 ルール5:ドキュメントにまとめて、いつでも見返せるように!

せっかくルールを決めても、メンバーが知らなければ意味がありません。

  • チームのWikiやNotionに運用ルールを書いておく
  • 最初のPRテンプレートに注意点を記載
  • Slackの固定メッセージで常に確認できるようにする

Gitの使い方は自由ですが、チームで開発するなら“統一”が何より大切です。
「なんとなく」ではなく、「こうしよう!」とみんなで話し合って、ルールを育てていきましょう!




6. まとめ|「正解」はない。でもチームで揃えるのが正解

マージとリベース、どちらもGitを使う上では欠かせない便利な機能です。

操作特徴向いている場面
マージ履歴をそのまま残すmainブランチへの取り込み、安全第一の運用
リベース履歴を整理して直線にするローカルの履歴整理や小規模な開発

大切なのは、どっちが正解か?ではなく、チームとしてどう使い分けるか
そのためには、以下のようなポイントを意識しておきましょう。

  • チームでGitの運用ルールを統一する(マージ戦略、リベースのタイミングなど)
  • トラブルが起きそうな場面では、事前に声かけ・共有をする
  • GitHubの機能(保護ブランチ、Squash and Mergeなど)をうまく活用する

「履歴がキレイでトラブルも少ない」そんな開発環境を目指して、チームで話し合ってみてくださいね!


🔗 あわせて読みたい


よくある質問(Q&A)

Q
マージとリベース、初心者にはどっちが簡単?
A

マージの方が失敗しにくく、初心者向きです。
履歴が多少複雑になっても、安全性を優先したい場合はまずマージから慣れると良いでしょう。

Q
「git push –force」ってなぜ危ないの?
A

他の人の履歴を書き換えてしまうからです。
チームで共有されているブランチに対して–forceでpushすると、他の人の作業内容が消えることも。
安全な代替として --force-with-lease を使いましょう。

Q
Squash and Mergeってどういうときに使えばいい?
A

PRの履歴を1つにまとめたいときに使います。
細かいコミット(WIP、修正、修正2…など)をすっきりさせて、レビューしやすくするために活用されます

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