1. はじめに|Pythonのループ処理、使いこなせてる?
Pythonでプログラミングを始めたばかりの方にとって、「繰り返し処理」ってちょっとややこしく感じることがありますよね。
たとえば「ある条件が満たされるまでずっと処理を繰り返したい」「途中で処理をスキップしたい」なんてとき、どんなコードを書けばいいのか迷った経験、ありませんか?
そんなときに登場するのが while 文です!
この while 文を使うと、**「条件がTrueの間ずっと繰り返す」**という処理が簡単に書けるようになります。そして、さらに便利な命令である break や continue を組み合わせると、より柔軟で効率のよいコードが書けるようになります。
この記事では、
while文の基本的な使い方- よくある「無限ループ」の回避方法
break・continueの具体的な使い方for文との使い分けポイント
などを、初心者の方向けにやさしく、順を追って解説していきます!
「繰り返し処理、ちょっと苦手かも…」という方でも大丈夫。例をまじえながら、わかりやすく説明するので、一緒にしっかりマスターしていきましょう!
2. while文の基本構文と動作の流れ
Pythonのwhile文は、「ある条件が成り立っている限り、同じ処理を繰り返したい」ときに使います。
とてもシンプルな書き方なので、初心者でもすぐに使いこなせるようになりますよ!
🔰基本の書き方
while 条件:
処理
ポイントはこの2つ!
条件がTrueの間だけ、処理が繰り返される- コロン(:)のあとに**インデント(字下げ)**して、実行したい処理を書く
🧪実際に使ってみよう!
たとえば、1から5までの数字を順番に表示したいときは、こんな風に書きます:
x = 1
while x <= 5:
print(x)
x += 1
✅このコードの流れを解説!
- 最初に
x = 1とします x <= 5がTrueなので、print(x)が実行されて「1」が表示されます- そのあと
x += 1でxが1増えて「2」になります - また条件をチェックして、Trueなら繰り返し!
- 最後に
xが6になったとき、x <= 5はFalseなのでループ終了!

このように、while文は「いつまで繰り返すか」を条件でコントロールする構文です。
次は、この条件がずっとTrueのままになってしまうと起きる問題=無限ループについて、見てみましょう!
3. 無限ループに注意!ありがちなミスと回避法
while文を使うときに初心者がよくやってしまう失敗が、「無限ループ」です。
❗無限ループとは?
無限ループとは、ループの条件がずっとTrueのままで、処理が永遠に終わらない状態のことです。
プログラムが止まらなくなってしまうので、ちょっと焦りますよね😅
🔄 たとえばこんなコード
x = 1
while x <= 5:
print(x)
# x を増やす処理がない!
このコード、見た目は大丈夫そうに見えるんですが…
実は、xの値がずーっと1のままなので、x <= 5が永遠にTrueになります!
その結果、同じ数字が無限に表示され続けるという怖い状態に…。
✋無限ループになってしまったら?
もしうっかり実行してしまったときは、以下の方法でプログラムを止めましょう:
| 方法 | 詳細 |
|---|---|
Ctrl + C | ターミナルやコマンドラインで実行中の場合、このショートカットで停止できます |
| 停止ボタン | VS CodeやPyCharmなどのエディターでは「▶停止」ボタンがあります |
| タスク終了 | 最終手段ですが、タスクマネージャーで強制終了も可能です |
✅ 無限ループを防ぐコツ
以下の点に注意すれば、無限ループを避けられます!
- 条件に使っている変数がきちんと変化しているか確認しよう
- 条件を見て「いつFalseになるのか?」を意識しよう
- 仮に無限ループしても止められる方法を知っておくと安心!

次は、ループ処理をもっと柔軟にコントロールできるテクニック、breakとcontinueについて見ていきましょう!
4. breakの使い方|条件を満たしたら強制終了
while文で繰り返し処理をしていると、**「ある条件になったらループをやめたい」**という場面が出てきます。
そんなときに使えるのが、break というキーワードです!
💡breakとは?
break はループの中で使うと、その瞬間にループを終了して外に出ることができます。
つまり、whileの条件がTrueであっても、breakが実行されたら強制的にループを抜けることができます!
🧪実際に使ってみよう!
x = 1
while True: # 無限ループ
print(x)
if x == 5:
break # xが5になったらループ終了!
x += 1
🔍このコードのポイント!
while True:なので、これは本来「永遠に続くループ」です- でも、
x == 5になったときにbreakが実行されてループ終了 - 結果、1から5までの数字が表示されたあと、止まります!
✅breakの使いどころ
- 特定の条件になったときだけ処理を終えたいときに便利です
- ファイルの中から特定の文字列を見つけたら処理終了みたいな検索系の処理にもよく使われます
🧠豆知識:while True + breakはよく使われる!
実はこの組み合わせ、Pythonでとてもよく見る書き方なんです。
特に「いつ終わるかわからない処理」を書くときに、「ずっと繰り返す」+「終わる条件は中で決める」という形で使われます。

次は、もうひとつの便利キーワード continue を見ていきましょう!
今度は**「ループを終わらせずに、特定の1回だけスキップしたいとき」**に活躍します。
5. continueの使い方|条件によって1回だけスキップ
前のセクションでは break を使って「ループを強制終了する方法」を紹介しましたが、
今度は「ループは続けるけど、特定の条件のときだけその回の処理をスキップしたい」ときに使えるのが continue です!
💡continueとは?
continue はループの中で使うと、その時点で後ろの処理をスキップして、次のループに進むことができます。
🧪実際に使ってみよう!
x = 0
while x < 10:
x += 1
if x % 2 == 0:
continue # 偶数のときは以下の処理をスキップ
print(x)
🔍このコードのポイント!
xが 1〜9 の間、毎回ループが実行されますx % 2 == 0(偶数)のときにcontinueが実行されると、print(x)はスキップされ、次のループに進みます
- 結果、奇数だけが表示されるようになります!
✅continueの使いどころ
- **「条件に合わないときは何もせずスキップしたい」**ときに便利
- 入力値のバリデーションや、特定のデータを飛ばして処理する場合など、さまざまな場面で使えます!
❗breakとの違いを整理!
| 比較項目 | break | continue |
|---|---|---|
| 動作 | ループを終了する | 次のループに進む |
| 使い方 | 条件が満たされたら完全にループ終了 | 条件が満たされたらその回だけスキップ |
| ループの継続 | しない(終了) | する(次へ) |

どちらも、while文やfor文の中で柔軟な処理の流れを作るためにとても便利な道具です。
次は、「じゃあ for文と while文、どう使い分ければいいの?」という疑問に答えていきます!
6. for文との使い分け|どっちを使えばいい?
Pythonでは繰り返し処理に for文とwhile文の2種類がありますが、
「いつ for を使って、いつ while を使えばいいの?」と悩むこともありますよね。
ここでは、それぞれの特徴と使い分けのコツをやさしく解説します!
🔁 for文の特徴
for 変数 in 繰り返し対象:
処理
- 繰り返す回数や対象が決まっているときに使う
- たとえばリストや文字列、rangeなどを使って1個ずつ処理するときに便利!
✅ 例:1〜5までの数字を表示
for x in range(1, 6):
print(x)
→ これは「5回繰り返す」と最初から回数がわかっている場合ですね!
🔁 while文の特徴
while 条件:
処理
- いつ終わるかわからない処理や、条件によって続ける/終わるのを決めたいときに使います
- 入力を待つ、データを順に処理していく、などの場面で活躍します
✅ 例:5が出るまでランダムな数を表示
import random
while True:
num = random.randint(1, 10)
print(num)
if num == 5:
break
→ 終了のタイミングがランダムなので、while文が向いています!
🧠まとめ:使い分けのポイント
| シーン | 使うべき文 |
|---|---|
| 回数や対象が決まっているとき | for文 |
| 終わる条件がはっきりしないとき | while文 |
| ずっと処理を繰り返して条件が満たされたら終わる | while + break |

どちらを使っても正しく動くこともありますが、**「読みやすさ・意図の伝わりやすさ」**を意識して選ぶといいですよ!
次はいよいよ実用的な例として、ファイルの中身を1行ずつ読み込むときにwhile文がどう使えるかをご紹介します!
7. 実用例:whileでファイルを1行ずつ読み込む方法
ここまでで、while文の基本やbreak・continueの使い方はバッチリですね!
では次に、**実際のプログラミングでよくある「ファイルの中身を1行ずつ読み込む」**という場面で、while文をどう使うかを見てみましょう!
📄やりたいこと
たとえば、以下のようなテキストファイルがあったとします(sample.txt):
りんご
バナナ
みかん
このファイルを1行ずつ読み込んで、内容を表示するコードを書いてみましょう。
🧪実際のコード
file = open("sample.txt", "r") # ファイルを読み込みモードで開く
while True:
line = file.readline() # 1行読み込み
if line == "": # 読み込み終了の合図(空文字)
break
print(line.strip()) # 改行を削除して表示
file.close() # 忘れずに閉じる
🔍このコードの流れ
open()でファイルを開きますreadline()で1行ずつ読み込みます- 読み込んだ内容が
""(空文字)だったら、ファイルの終わりなのでbreak strip()で余計な改行を取り除いて表示- 最後に
file.close()でちゃんとファイルを閉じます!
✅ポイント
readline()は、毎回1行ずつ読み込んでくれる関数です- ファイルの終わりまで来ると、
""(空文字列)を返すので、それを使ってwhileの終了条件にします while True:を使って無限ループ →breakで終了!という形はファイル操作の定番パターンです
📌補足:with構文で安全に書く方法もあるよ!
with open("sample.txt", "r") as file:
while True:
line = file.readline()
if line == "":
break
print(line.strip())
→ with構文を使うと、ファイルを自動的に閉じてくれるので安心です!
8. まとめ|while文も使えればPythonマスターに一歩近づく!
ここまでお疲れさまでした!🎉
Pythonのwhile文について、しっかり理解できましたか?
while文は、条件がTrueの間ずっと処理を繰り返すというシンプルな構文ですが、breakやcontinueと組み合わせることで、より柔軟で実用的なプログラムが書けるようになります。
✅この記事のおさらい
| トピック | 内容 |
|---|---|
while文 | 条件がTrueの間、処理を繰り返す |
| 無限ループ | 条件が変わらないと起きる!Ctrl+Cで停止可能 |
break | 条件を満たしたらループを強制終了 |
continue | 条件を満たしたときにその1回だけスキップ |
for文との違い | 回数が決まってる→for/終了条件が不明→while |
| ファイル読み込み例 | readline()+while True+breakの黄金パターン! |
✨覚えておくと便利なこと
while True:はよく使われるパターン!
「とりあえず無限ループして、条件を満たしたら抜ける」という設計は多くの現場で使われています。- break / continue の使いどころを意識しよう!
単なる繰り返しではなく、**「柔軟な流れを作るためのテクニック」**として覚えると、コードの見通しがよくなります。
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よくある質問(Q&A)
- Q
whileとfor、どっちを使えば正解ですか? - A
「決まった回数繰り返す or 決まったデータを1つずつ処理したい」なら
for文、
「いつ終わるかわからない」「条件で制御したい」ときはwhile文が便利です!
- Q無限ループしてしまったら、どうやって止めるの?
- A
ターミナルやコマンドプロンプトで動かしている場合は
Ctrl + Cを押せばOK!
エディターを使っている場合(VSCodeなど)なら、停止ボタン(■)を押しましょう。
- Q
breakとcontinueの違いがイマイチわかりません… - A
breakはループを完全に終了します。continueはその1回だけ処理をスキップして、次のループに進みます。
以下の表も参考にしてください👇
キーワード 処理の流れ breakその時点でループ全体を終了 continueその1回の処理をスキップして次へ進む







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