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【Win/Mac対応】Pythonスクリプトをexe化!PyInstallerで実行ファイルを作る方法をやさしく解説

Python入門
  1. 1. はじめに|Pythonアプリを配布したい人へ
  2. 2. PyInstallerとは?基本の概要
    1. どんなときに便利?
    2. PyInstallerがやってくれること
  3. 3. PyInstallerのインストール方法
    1. まずはターミナル(またはコマンドプロンプト)を開こう
    2. インストールコマンドはこちら!
    3. 🔍 うまくいったか確認したいときは?
    4. ✅ インストール前に知っておくと安心なこと
  4. 4. Pythonスクリプトをexe化する基本手順
    1. 🧩 Step1:変換したいPythonファイルを準備
    2. 🧩 Step2:コマンドを実行しよう
    3. 🧩 Step3:ファイルの生成を確認!
    4. 📌 補足:Macの場合は?
    5. ✅ よくある注意ポイント
  5. 5. より便利に使う!オプション機能の紹介
    1. 🎯 1. コンソール画面を表示させない【–noconsole】
    2. 🎯 2. 実行ファイルにアイコンをつける【–icon=】
    3. 🎯 3. .specファイルで高度なカスタマイズ!
  6. 6. 使用上の注意点とトラブル対処法
    1. ⚠️ 1. OSごとの互換性に注意!
    2. ⚠️ 2. 32bitと64bitの違いも要チェック!
    3. ⚠️ 3. Macでのセキュリティ警告
    4. ⚠️ 4. ファイルサイズが大きい!?
    5. ⚠️ 5. ライブラリによってはうまく動かないことも…
  7. 7. まとめ|PyInstallerを使ってアプリ配布をもっと簡単に!
    1. ✨ 今日のまとめポイント
  8. 8. あわせて読みたい
    1. 🖼️ GUIアプリを作りたいならこちら!
    2. 📁 データや設定ファイルを扱うなら
    3. 🐞 動作チェック&デバッグにはこれ!
  9. よくある質問(Q&A)
    1. 関連投稿:

1. はじめに|Pythonアプリを配布したい人へ

「Pythonで作ったスクリプトを、Pythonが入っていないパソコンでも動かしたい
そんなふうに思ったことはありませんか?

Pythonはとても便利な言語ですが、作ったスクリプトは基本的に Python本体やライブラリがインストールされていないと実行できません
そのため、友だちや職場の人に配布しようとすると、

  • Pythonのインストールが必要
  • バージョン違いで動かない
  • ライブラリの設定でつまずく

といったトラブルが起きがちです。

そこで役立つのが、**PyInstaller(パイインストーラー)**です。
PyInstallerを使えば、Pythonスクリプトを 1つの実行ファイル(Windowsならexe)にまとめることができます
完成したファイルはダブルクリックするだけで起動でき、Pythonが入っていない環境でも実行可能になります。

たとえば、

  • 自作ツールを社内で配布したい
  • Python初心者の家族や友人にも使ってもらいたい
  • GUIアプリや業務効率化ツールをそのまま渡したい

といった場面で、exe化はとても便利です。

この記事では、PyInstallerを使ってPythonスクリプトをexe化する方法を、
初心者の方でも迷わないように、手順を1つずつ丁寧に解説します。

Windows・Macの両方に対応した使い方を紹介するので、
「初めて実行ファイルを作る」「配布まで含めて知りたい」という方は、ぜひ参考にしてください。




2. PyInstallerとは?基本の概要

「PyInstaller(パイインストーラー)」は、Pythonで作ったプログラムをパソコン上でそのまま動くファイル(=実行ファイル)に変換してくれるツールです。

たとえば、my_app.pyというPythonファイルがあったとします。これをPyInstallerにかけると…

👉 my_app.exe(Windows)
👉 my_app(MacやLinux)

というふうに、ダブルクリックで動くアプリの形に変えてくれるんです!

どんなときに便利?

こんな場面で大活躍します👇

  • PythonがインストールされていないPCでも、アプリを動かしたい
  • 自分で作ったツールやゲームを、他の人に配布したい
  • Pythonコードをまとめて“1つのファイル”にしたい

💡つまり「Pythonが動く環境を相手に用意してもらう」必要がなくなるんですね!

PyInstallerがやってくれること

PyInstallerは、あなたのPythonスクリプトを解析して、

  • Python本体の動作に必要なファイル
  • スクリプトで使っているライブラリ(例:pandas, openpyxl, PySimpleGUIなど)
  • 必要な外部データ(画像・音声など)

などをまるごと1つの実行ファイルにギュッと詰めこんでくれます

しかも、作った実行ファイルはオフラインでも動作OK! なので、USBに入れて他の人に渡したり、ネットで配布するのも簡単です。




3. PyInstallerのインストール方法

では早速、PyInstallerを使えるようにしていきましょう!

といっても、やることはとってもカンタン。コマンド1つでインストールできちゃいます!

まずはターミナル(またはコマンドプロンプト)を開こう

  • Windowsの人:スタートメニューから「cmd」または「PowerShell」と検索して開きましょう。
  • Macの人:Launchpadから「ターミナル」を開いてください。

インストールコマンドはこちら!

pip install pyinstaller

このコマンドをコピーして、開いたターミナルにペーストしてEnterキーを押してください。

しばらく待つと、PyInstallerがインストールされます。


🔍 うまくいったか確認したいときは?

以下のコマンドを入力してみましょう:

pyinstaller --version

これでバージョン情報(例:5.13.0など)が表示されれば、インストール成功です!


✅ インストール前に知っておくと安心なこと

  • Python 3.6以上が必要です:古いPythonを使っている人は、事前にバージョンを確認しておきましょう(python --versionで確認できます)。
  • 仮想環境の中でも使えますvenvcondaの環境でも動作します。
  • アップデートしたいときは? bashコピーする編集するpip install --upgrade pyinstaller

さあ、PyInstallerの準備が整いました!

次は、実際にPythonスクリプトを実行ファイル(exe)に変換する手順に進みましょう👇




4. Pythonスクリプトをexe化する基本手順

それではいよいよ、Pythonスクリプトを「実行ファイル(.exe)」に変換してみましょう!

この作業はとってもシンプルで、コマンド1つで完了します。以下の流れに沿ってやってみてくださいね。


🧩 Step1:変換したいPythonファイルを準備

まず、exe化したいPythonスクリプト(たとえば my_app.py)を用意しましょう。
そのファイルが入っているフォルダの場所も覚えておいてください。


🧩 Step2:コマンドを実行しよう

ターミナル(またはコマンドプロンプト)を開いて、対象のPythonファイルがあるフォルダに移動します。

例:

cd C:\Users\あなたの名前\Documents\my_project

次に、以下のコマンドを入力します:

pyinstaller my_app.py --onefile

💡 --onefileオプションをつけることで、実行ファイルを1つにまとめてくれるようになります。


🧩 Step3:ファイルの生成を確認!

コマンドが完了すると、以下のようなフォルダが自動で作られます:

  • dist/:←この中に 完成したexeファイル が入っています!
  • build/:一時的なビルド用ファイル
  • my_app.spec:設定ファイル(後でカスタマイズにも使えます)

distフォルダの中にある my_app.exe をダブルクリックしてみましょう。
うまくいけば、いつものPythonスクリプトがそのまま動くはずです✨


📌 補足:Macの場合は?

Macでは .exe ではなく、拡張子なしの実行ファイルになります。
使い方は同じで、--onefileをつければOKです。


✅ よくある注意ポイント

  • スクリプト内で画像やCSVファイルを使っている場合、それらも一緒に配布が必要です(詳しくは後述の .spec ファイル活用へ)。
  • 実行ファイルをウイルス対策ソフトがブロックすることがありますが、信頼できる環境で作ったものであれば問題ありません。
  • 初回の実行はちょっと時間がかかることもあります。2回目からはサクッと起動します!

これで「基本的なexe化」はバッチリです!
次は、より便利に使いこなすためのオプション機能を紹介します👇




5. より便利に使う!オプション機能の紹介

PyInstallerは、ただ--onefileでexeを作るだけじゃないんです!
ちょっとした**オプション(追加設定)**を組み合わせるだけで、より快適でプロっぽいアプリが作れるようになります✨

ここでは、特に便利な3つのオプションと、応用編として.specファイルの使い方も紹介します!


🎯 1. コンソール画面を表示させない【–noconsole】

GUIアプリ(見た目のあるアプリ)を作ったとき、黒いウィンドウ(コンソール画面)が一緒に出てくるのって、ちょっとカッコ悪いですよね?

そんなときは、以下のようにします:

pyinstaller my_app.py --onefile --noconsole

これで、コンソール画面が表示されず、ウィンドウだけが起動するようになります!

💡 よくある用途:

  • PySimpleGUIなどで作ったアプリ
  • ユーザーに「コマンド感」を出したくないツール

🎯 2. 実行ファイルにアイコンをつける【–icon=】

アプリに自分だけのオリジナルアイコンをつけたい?もちろんできます!

まずは .ico形式のアイコンファイルを用意して、スクリプトと同じフォルダに置きましょう。
(無料で作れるサイト:「icoconvert.com」などがおすすめ)

以下のようにコマンドに追加します:

pyinstaller my_app.py --onefile --noconsole --icon=app_icon.ico

👀 補足:

  • .icoファイルはWindows専用の形式です(Macでは使いません)
  • 複数サイズ(16×16、32×32など)を含んだアイコンが推奨されます

🎯 3. .specファイルで高度なカスタマイズ!

PyInstallerを実行すると、自動的に .spec という設定ファイルが作られます。

my_app.spec

このファイルを編集することで…

  • アイコンの設定
  • 実行ファイルに同梱する画像・CSV・サウンドファイルなどの指定
  • 起動パスの制御(sys._MEIPASSの活用)

…といった細かいカスタマイズができるようになります。

🛠️ カスタムした.specファイルを使うときは、以下のようにします:

pyinstaller my_app.spec --onefile

.specファイルを編集すると、アプリの完成度がグッと上がりますよ!

このように、PyInstallerのオプションを上手に活用すると、見た目も使い勝手も良くなって、“配れるアプリ”としての完成度がグンとUPします✨




6. 使用上の注意点とトラブル対処法

PyInstallerはとっても便利なツールですが、使っていくといくつか**「つまずきポイント」や「注意点」**も出てきます。
ここでは、よくあるケースや知っておくと安心な情報をまとめました!


⚠️ 1. OSごとの互換性に注意!

作った実行ファイルは、作ったOS専用です!

  • Windowsで作ったexeファイル → Windowsでしか動きません
  • Macで作った実行ファイル → Macでしか動きません

つまり、「WindowsでMac用の実行ファイルを作る」ことはできません。
必要なら、それぞれのOSでPyInstallerを実行して作る必要があります。


⚠️ 2. 32bitと64bitの違いも要チェック!

  • 64bitパソコンで作ったファイル → 64bit環境でのみ動作
  • 32bitで作ったファイル → 両方(32bit / 64bit)で動く

配布相手が古めのパソコンを使っている場合は、32bit版Pythonでexeを作るのが無難かもしれません。


⚠️ 3. Macでのセキュリティ警告

Macで作った実行ファイルを初めて開くと、「このアプリは開けません」と警告が出ることがあります。

🛠 対処方法は:

  1. 実行ファイルを右クリック →「開く」を選ぶ
  2. または「システム環境設定」→「セキュリティとプライバシー」→「このまま開く」

一度許可してしまえば、次からは普通にダブルクリックで起動できます!


⚠️ 4. ファイルサイズが大きい!?

PyInstallerで作った実行ファイルは、ライブラリやPythonの本体も含んでいるため、どうしてもサイズが大きくなります(数十MB〜数百MB)。

📌 サイズを少しでも減らすコツ:

  • 使っていないimport文を削除する
  • GUIや画像など、大きな外部ファイルを避けるか分離する

⚠️ 5. ライブラリによってはうまく動かないことも…

たいていのライブラリ(openpyxl, PySimpleGUI, requestsなど)は問題なくexe化できますが、中にはPyInstallerと相性の悪いライブラリもあります。

うまく動かないときは…

  • --debugをつけてエラー原因を調べる
  • .specファイルで明示的にファイルやパスを指定する

といった対応を試してみましょう。




7. まとめ|PyInstallerを使ってアプリ配布をもっと簡単に!

今回は、Pythonスクリプトを実行ファイル(.exe)に変換できるPyInstallerの使い方を紹介しました。

「Pythonが入ってないPCでも動かしたい!」
「自分のアプリを誰かに渡したい!」

そんなときに、このPyInstallerはとても頼もしい相棒になってくれます。


✨ 今日のまとめポイント

✅ PyInstallerは、Pythonスクリプトを1つの実行ファイルに変換できるツール
--onefileでシンプルな1ファイルアプリを作れる
--noconsole--iconなどのオプションで見た目や使い勝手もカスタマイズOK
.specファイルを使えば画像やデータも同梱可能
✅ OSやビット数、Macのセキュリティなど、いくつか注意点もあるのでしっかりチェック!


PyInstallerをマスターすれば、Pythonで作ったツールをアプリっぽく配って、たくさんの人に使ってもらうことができます。

ちょっとした自作アプリや自動化ツールを、家族や同僚、友人にプレゼントするのも楽しくなりますね😊


8. あわせて読みたい

PyInstallerを使ってアプリ化に成功したら、次は「見た目を整えたり」「外部ファイルを扱ったり」といった応用テクニックにもチャレンジしてみましょう!

ここでは、PyInstallerと相性のよい人気記事をご紹介します👇


🖼️ GUIアプリを作りたいならこちら!

初心者向けPythonデスクトップアプリ開発|PySimpleGUIで簡単GUI作成!
→ PySimpleGUIを使えば、黒い画面なしでクリックできる「本格アプリ」が作れます!


📁 データや設定ファイルを扱うなら

Pythonのjsonモジュールの使い方|JSONファイルを読み書きする方法
→ アプリに設定ファイルやデータファイルを読み込ませたい時に役立ちます!

YAMLファイルの使い方|Pythonで読み書きして設定管理
→ JSONよりも見やすく柔軟な「設定ファイル形式」の1つです。


🐞 動作チェック&デバッグにはこれ!

Pythonのデバッガー(breakpoint関数)の使い方をやさしく解説
→ PyInstallerでexe化する前に、しっかりバグチェック!


よくある質問(Q&A)

Q
PyInstallerで作ったexeファイルは誰にでも配って大丈夫?
A

基本的にはOKです!

自分で作成したPythonスクリプトをPyInstallerでexe化して配布するのは問題ありません。ただし、使っている外部ライブラリや画像・音声素材にライセンス制限がある場合は、それに従う必要があります。特に商用利用する場合は注意しましょう。

Q
Windowsで作った実行ファイルをMacで動かせますか?
A

いいえ、できません。

PyInstallerはクロスコンパイル(別のOS用にビルドすること)には対応していません
つまり、WindowsではWindows用、MacではMac用の実行ファイルをそれぞれ作成する必要があります。

Q
実行ファイルが起動しない・すぐ落ちてしまいます…
A

外部ファイルのパスや依存ライブラリが原因かも。

よくある原因はこちら👇

  • .pyスクリプトで画像やCSVファイルを読み込んでいる
  • ライブラリのインポートがPyInstallerと相性悪い(例:cv2, tkinterなど)
  • .specファイルを編集せずにビルドしている

特に、ファイルを読み込む場合は sys._MEIPASS を使って、exe実行時の一時フォルダにアクセスする工夫が必要になります。

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