1. はじめに|VS Codeってなに?Pythonと相性いいの?
「Pythonを始めたいけど、どのエディターを使えばいいのかわからない」
「環境構築が難しそうで、最初の一歩でつまずきそう…」
そんな不安を感じている方に、まず結論からお伝えします。
Python初心者が最初に選ぶべきエディターは、Visual Studio Code(VS Code)です。
VS Codeは、Microsoftが提供する完全無料の高機能コードエディターで、Windows・Macのどちらにも対応しています。
特にPythonとの相性が非常によく、学習用から実務レベルまで長く使い続けられる開発環境を構築できます。
Python学習でつまずきやすいポイントは、実は「文法」よりも
・コードを書く
・保存する
・実行する
・エラーを見つけて直す
この一連の流れをどう整えるかにあります。
VS Codeを使えば、
- 無料&インストールが簡単
- 日本語化できるので英語が苦手でも安心
- Python専用の拡張機能が豊富
- 自動補完やエラー表示でミスにすぐ気づける
- 動作が軽く、初心者でも設定に迷いにくい
といったメリットを、最初からすべて享受できます。
この記事では、
**「VS CodeでPythonを始めるための最短ルート」**として、
- VS Codeのインストール方法
- Python開発に必須の初期設定
- 最低限入れておきたい拡張機能
- コーディングが楽になるカスタマイズ
- 初心者でも安心な実行・デバッグ方法
までを、専門用語をかみ砕きながら順番に解説していきます。
「まだPythonを始めたばかりだけど、ちゃんと環境を作れるか不安…」
そんな方でも、この記事を読み終わる頃には
**“自分専用の最強Python開発環境”**が完成しているはずです。
それでは一緒に、VS Codeを使った快適なPython開発環境を作っていきましょう。
2. VS Codeのインストール方法と基本設定
ここでは、Visual Studio Code(VS Code)をダウンロードして、Python開発に使えるように設定する手順を、やさしく解説していきます。
ステップ1:VS Codeをダウンロード・インストールしよう
まずは、あなたのパソコンにVS Codeを入れましょう!
- 以下の公式サイトにアクセスします:
👉 https://code.visualstudio.com/ - お使いのPCに合わせて、ダウンロードボタンをクリックします。
(Windowsの場合は「Windows」、Macの場合は「macOS」) - ダウンロードしたインストーラーを開いて、表示される案内に従ってインストールを進めてください。
基本的には「次へ」を押していけばOKです! - インストールが完了したら、VS Codeを起動しましょう。
ステップ2:日本語化して使いやすくしよう
英語が苦手でも大丈夫!日本語化はとってもカンタンです。
- 左のメニューにあるブロックアイコン(拡張機能)をクリックします。
- 検索欄に「japanese」と入力し、
**「Japanese Language Pack for Visual Studio Code(Microsoft製)」**をインストールします。 - インストール後、一度VS Codeを再起動すると、日本語表記になります!
📝 ワンポイント:
メニューやボタンがすべて日本語になるので、初めての人でも安心して操作できます!
ステップ3:Python開発に必要な拡張機能を入れよう
VS Codeは「拡張機能」を使うことで、自分好みにパワーアップできます。Python用の機能もここで追加できます。
✅ まずは基本の「Python」拡張機能
- 拡張機能画面で「python」と検索。
- Microsoft製の「Python」拡張機能をインストールします(インストール数が多く、公式と書かれています)。
これで、VS CodeでPythonファイルが実行できるようになります!
🔧 おすすめの追加拡張機能(初心者向け)
| 拡張機能名 | 機能概要 |
|---|---|
| Python Indent | インデント(字下げ)を自動で整えてくれます。 |
| Python Docstring Generator | 関数の説明コメント(docstring)を自動で作成。 |
| Visual Studio IntelliCode | 入力中に便利な候補をサジェストしてくれるAI支援機能。 |

これらを入れておくと、タイピングのミスが減ったり、コードの書き方が自然に身につきますよ!
3. Pythonファイルを作成・実行する手順
VS CodeのインストールとPythonの拡張機能が設定できたら、いよいよコードを書いて実行してみましょう!
ここでは、フォルダーの準備からPythonファイルの作成、実行のしかたまでを順番に解説していきます。
ステップ1:作業用フォルダーを開こう
まずは、作業する場所(フォルダー)を決めましょう。
- VS Code左上の「ファイル」→「フォルダーを開く」をクリックします。
※Macの方は「Code」→「フォルダーを開く」です。 - 任意の場所に新しいフォルダーを作って選択します(例:
python-practice)。 - 「このフォルダーを信頼しますか?」と出たら、**「はい、信頼します」**をクリックしてください。
📝 フォルダーを開くことで、複数のPythonファイルやデータをまとめて管理できるようになります!
ステップ2:新しいPythonファイルを作成しよう
- 左側のファイル一覧(エクスプローラー)で「新しいファイル」アイコン(+マーク付きの紙)をクリック。
- ファイル名を入力します。たとえば:
code.py
と入力して、Enterキーを押します。 - これで、新しいPythonファイルが作成され、編集画面が表示されます!
ステップ3:Pythonコードを書いて保存しよう
以下のような簡単なPythonコードを入力してみましょう。
print("はじめてのPython!")
🎉 print() は画面に文字を表示する命令です。「Hello, World!」のような定番の出力もこれでできます。
ファイルを保存するには…
- Windowsの場合:
Ctrl + S - Macの場合:
Cmd + S
タブに白い丸がついていたら、まだ保存されていない状態です。保存すると白丸が消えます!
ステップ4:Pythonファイルを実行しよう
準備ができたら、いよいよ実行してみましょう!
方法1:再生ボタンで実行
- 画面右上にある ▶(再生ボタン)をクリックします。
- 下のターミナル画面に、以下のような出力が表示されれば成功です!
はじめてのPython!
方法2:ターミナルから実行
- メニューの「ターミナル」→「新しいターミナル」を選択。
- 表示されたコマンドラインで以下のコマンドを入力します:
python code.py
(ファイル名が code.py の場合です)
💡 うまくいかないときは?
- Pythonがインストールされていない可能性があります。ターミナルで
python --versionを入力して、バージョンが表示されるか確認しましょう。 - 実行しても何も表示されない場合、
print()の文字列が正しいか確認しましょう。 - 再生ボタンが出てこない場合は、Python拡張機能がインストールされているかチェックしてください。

ここまでで、「VS CodeでPythonファイルを作って実行する」という基本の流れがバッチリですね!
4. VS Codeの便利な機能とショートカット
VS Codeには、作業を効率化するための便利な機能がたくさん用意されています。
ここでは、Pythonのコーディングがもっと快適になるような設定や、覚えておくと便利なショートカットキーを紹介します!
🖋 フォントサイズを変える方法
文字が小さくて読みにくい…というときは、フォントサイズを調整しましょう。
- メニューバーから
「ファイル」→「ユーザー設定」→「設定」 を開きます。
(Macの場合は「Code」→「基本設定」→「設定」) - 「よく使用するもの」の中にある「フォントサイズ」を見つけます。
- 数字を大きくすれば文字も大きくなります(例:14→18など)。
🎨 テーマカラーを変えて気分転換!
「背景の色が見づらい」「黒より白の方が好み」など、テーマカラーも変更可能です。
- 設定画面の左上にある検索窓に「カラーテーマ」と入力。
- 「カラーテーマ」をクリックすると、一覧が表示されます。
- お好みのテーマを選べば即反映されます!
(おすすめ:Light+、Dark+、Monokai など)
🔍 ファイル内検索&置換(Ctrl + F / Ctrl + H)
- Ctrl + F(または Cmd + F):ファイル内の検索
- Ctrl + H(または Cmd + H):検索して置換
🔸 文字列を一括で修正したいときに超便利です!
🔎 フォルダー内の検索(Ctrl + Shift + F)
「どのファイルにこの関数書いたっけ…?」そんなときはこれ!
- **Ctrl + Shift + F(Cmd + Shift + F)**で、
プロジェクト全体からキーワードを検索できます。
検索結果をクリックすれば、該当ファイルの該当行にジャンプできますよ!
🚀 関数の定義にジャンプ(F12)
呼び出されている関数を調べたいときは、関数名にカーソルを合わせて F12 を押しましょう。
- 関数の「定義場所」にジャンプしてくれます。
- 「どこで定義されてるか不明!」ってときに大活躍です。
📂 ファイル名で検索(Ctrl + P)
たくさんのファイルを使っているときは、
Ctrl + P(または Cmd + P) でファイル名を検索!
数文字入力するだけで、候補をサッと絞り込んで表示してくれます。
🔧 コマンドパレット(F1 / Ctrl + Shift + P)
VS Codeのすべての機能にアクセスできるのが、コマンドパレットです。
- F1 または Ctrl + Shift + P(Cmd + Shift + P) で開きます。
- 「拡張機能」「デバッグ」「Git操作」など、なんでもここから実行できます。
💡 たとえば「拡張機能を無効にしたい」「設定ファイルを開きたい」など、やりたいことを入力すれば候補が出てきます!

最初は機能が多くて戸惑うかもしれませんが、少しずつショートカットや設定を覚えていくと、作業スピードがぐんと上がります!
5. デバッグの利用方法
プログラムを作っていると、**「あれ?なんか動かない…」**っていうこと、よくありますよね。
そんなときに頼りになるのが「デバッグ(debug)」機能です!
VS Codeでは、Pythonコードを途中で止めて中身を確認することが簡単にできます。
ここでは、デバッグの使い方をわかりやすく説明します。
💡 そもそも「デバッグ」ってなに?
デバッグとは、バグ(不具合)を見つけて直す作業のことです。
VS Codeでは、実行中のコードを途中で止めて、「変数の中身」や「どこまで処理が進んでいるか」を確認できます。
ステップ1:ブレークポイントを設定しよう
ブレークポイントとは、コードの実行を一時停止するポイントです。
- デバッグしたいPythonファイルを開きます。
- 調べたい行の「左側の余白部分(行番号の左)」をクリックすると、赤い丸がつきます。
これが「ブレークポイント」です!
🔴 ブレークポイントを設定すると、そこまで実行したらプログラムが一時停止します。
ステップ2:デバッグを開始しよう
- 画面右上の ▶ の横にある「虫と再生ボタンのマーク(デバッグ)」をクリック。
- 「Pythonファイルのデバッグ」という項目を選びます。
- すると、赤丸の位置で実行が止まり、下に「変数の中身」や「関数の動き」が表示されます!
ステップ3:ステップ実行で中身を確認しよう
デバッグ中は、画面上部にデバッグ用のボタンが出てきます。
| ボタン | 機能説明 |
|---|---|
| ▶(再生) | 処理を最後まで一気に進める |
| ⬇(ステップオーバー) | 1行ずつ実行して進める |
| ↘(ステップイン) | 関数の中に入って実行 |
| ⏹(停止) | デバッグを終了する |
よく使うのは「ステップオーバー」!
これを使えば、どの行で何が起きているか、変数の値がどう変わるかをじっくり観察できます。
🧪 こんなときに便利!
- 条件分岐がうまく動いてるか見たい
- 関数に渡された引数が正しいか確認したい
- 途中で変な値になっていないか調べたい

最初はちょっと難しそうに感じるかもしれませんが、使ってみると超便利です!
「コードが動かないけど、どこが悪いかわからない…」というとき、デバッグは最強の味方になります。
6. VS CodeとPyCharmの比較
Pythonを書くときによく名前が挙がるエディターが、VS Codeと**PyCharm(パイチャーム)**です。
どちらも人気ですが、「結局どっちを使えばいいの?」と迷ってしまいますよね。
ここでは、それぞれの特徴を比べながら、初心者におすすめの選び方を紹介します!
🔍 比較表でチェック!
| 特徴 | VS Code(Visual Studio Code) | PyCharm(パイチャーム) |
|---|---|---|
| 得意分野 | さまざまな言語に対応した万能エディター | Python特化型のエディター |
| 初期設定 | 拡張機能で自分好みにカスタマイズ | 最初からPython向けに準備されている |
| 費用 | 完全無料(すべて使える) | 無料版あり(機能制限あり)、有料版は年額制 |
| 起動速度 | 軽くてサクサク | 少し重め(とくに古いPCでは遅く感じることも) |
| 補完・支援 | 拡張機能次第でかなり便利に! | AIによるコード補完が強力で自動補正も賢い |
| デバッグ | 拡張機能で対応(少し準備が必要) | 最初からデバッグ機能が統合されていてすぐ使える |
| 学習のしやすさ | 自分でカスタマイズしながら学べる | Pythonだけに集中して学べる |
🧑💻 初心者におすすめなのは?
✅ 「これからPythonを始めたい」なら → VS Codeがおすすめ!
- とにかく軽くてサクサク動く!
- 拡張機能で自分好みに成長させられる!
- Pythonだけじゃなく、HTMLやJavaScriptなど他の言語にも対応!
🤖 「すでにPythonだけに集中したい!」という人には → PyCharmもあり!
- 環境構築が簡単
- Jupyter Notebook対応やテスト支援も充実(特に有料版)

VS Codeは無料&軽量で、学習にもぴったりのエディターです。
しかも、Python以外にもいろんな言語に対応しているので、将来的なステップアップにも◎!
「もっと強力なサポートが欲しくなったら、PyCharmも試してみる」くらいの気持ちでOKです。
7. まとめ|VSCodeでPython開発を楽しくはじめよう
ここまで、VS CodeをPython開発に使うための基本ステップを一緒に見てきました。
最後にもう一度、この記事のポイントを振り返ってみましょう!
✅ この記事で学んだこと
| セクション | ポイントまとめ |
|---|---|
| はじめに | VS Codeは無料で高機能なエディター。Pythonとも相性バツグン! |
| インストールと初期設定 | 日本語化や拡張機能の導入で、初心者でも安心して使える環境に! |
| Pythonファイルの作成・実行 | フォルダーを開いて、ファイルを作成し、コードを書いて実行する基本の流れを習得。 |
| 便利機能とショートカット | フォント調整・検索・ジャンプ機能など、知っておくと作業効率アップ! |
| デバッグ機能の使い方 | ブレークポイントやステップ実行で、エラーの原因をすばやく発見できる。 |
| PyCharmとの比較 | 初心者はまずVS Code、余裕が出たらPyCharmも検討してみよう。 |
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よくある質問(Q&A)
- QVS Codeをインストールしたけど、Pythonが実行できません。
- A
Python本体がPCにインストールされているか確認してください。ターミナルで
python --versionを入力してバージョンが表示されるか確認しましょう。
- Q拡張機能がうまくインストールできません。
- A
インターネット接続が必要です。一時的な通信エラーの可能性もあるので、再起動や数分後の再試行がおすすめです。
- QVS CodeとJupyter Notebook、どっちを使えばいい?
- A
学習段階や分析系の作業にはJupyterも便利ですが、開発や複数ファイルの管理にはVS Codeの方が向いています。両方使い分けるのも◎!







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