1. はじめに|演算子ってなに?なぜ知っておくべき?
こんにちは!Pythonの勉強、楽しんでますか?
プログラミング初心者の人が、よく最初につまずくのが「演算子(えんざんし)」というキーワードです。
「演算子って、なんだか難しそう…」と思うかもしれませんが、じつはすごく身近な存在なんです。
たとえば、こんなふうに計算したことありませんか?
print(3 + 5)
この「+(プラス)」の記号が、演算子です。演算子は、数字や文字などの「値(オペランド)」に対して、なにかしらの“操作”をしてくれる記号のこと。たとえば計算したり、比べたり、条件をチェックしたり…と、プログラミングでめちゃくちゃよく使います。
✅ こんなときに演算子が使われる!
- 足し算や引き算などの計算をするとき
- 「この値とあの値は同じ?」と比べたいとき
- 「AかつBが成り立つか」などの条件チェックをするとき
Pythonでコードを書くとき、演算子はあちこちに登場します。なので、早めに基本をしっかりおさえておくと、今後のプログラミング学習がグッと楽になりますよ!
2. Pythonの基本的な算術演算子
さてさて、ここからはいよいよ本格的に演算子を使っていきますよ〜!
まずは、いちばん身近な「算術演算子(さんじゅつえんざんし)」から見ていきましょう。
これは名前のとおり、「たし算」「ひき算」などの計算をするための演算子です。
✅ よく使う算術演算子 一覧
| 演算子 | 意味 | 例 | 結果 |
|---|---|---|---|
+ | 足し算 | 3 + 5 | 8 |
- | 引き算 | 10 - 2 | 8 |
* | かけ算 | 4 * 3 | 12 |
/ | 割り算 | 10 / 2 | 5.0 |
// | 割り算(整数) | 10 // 3 | 3 |
% | 割ったあまり | 10 % 3 | 1 |
** | べき乗 | 2 ** 3 | 8 |
💡 実際にやってみよう!
print("3 + 5 =", 3 + 5)
print("10 - 2 =", 10 - 2)
print("4 * 3 =", 4 * 3)
print("10 / 2 =", 10 / 2)
print("10 // 3 =", 10 // 3)
print("10 % 3 =", 10 % 3)
print("2 ** 3 =", 2 ** 3)
このコードを実行すると、Pythonがひとつずつ計算して答えを出してくれます。
それぞれの演算子の意味が、画面に表示される結果と一緒に見えてくるはずです!
🧠 ワンポイント:整数と小数に注意!
/を使うと小数(例:5.0)になります。//を使うと整数(例:3)になります。- べき乗(
**)は、「2の3乗=2×2×2」のような使い方です。

あなたもIDLEやGoogle ColabなどのPython環境で、いろいろな数字を入れて試してみてくださいね。「あ、この演算子を使うとこうなるんだ!」と気づけると、プログラミングがどんどん面白くなりますよ♪
3. 値を比べる!比較演算子の使い方
さて、前の章では「計算」をするための演算子を紹介しましたね。
今回は「値をくらべる」ための**比較演算子(ひかくえんざんし)**を見ていきます!
🤔 比較演算子ってなに?
比較演算子は、2つの値が「同じかどうか」「大きいか小さいか」などを調べて、**True(正しい)かFalse(まちがってる)**のどちらかを返してくれる演算子です。
たとえば、
print(5 > 3)
これは「5は3より大きい?」と聞いているコード。
答えはもちろん True(正しい) ですね!
✅ よく使う比較演算子 一覧
| 演算子 | 意味 | 例 | 結果 |
|---|---|---|---|
== | 等しい | 5 == 5 | True |
!= | 等しくない | 5 != 3 | True |
> | より大きい | 7 > 4 | True |
< | より小さい | 2 < 9 | True |
>= | 以上(大きいか等しい) | 3 >= 3 | True |
<= | 以下(小さいか等しい) | 5 <= 6 | True |
💡 実際に使ってみよう!
print("5 == 5 →", 5 == 5)
print("5 != 3 →", 5 != 3)
print("7 > 4 →", 7 > 4)
print("2 < 9 →", 2 < 9)
print("3 >= 3 →", 3 >= 3)
print("5 <= 6 →", 5 <= 6)
🔍 == と = はちがうよ!
ここ、すっごく大事なので強調しておきます。
=は「代入(だいにゅう)」:変数に値を入れるときに使います(例:x = 5)。==は「比較」:値が同じかどうかを調べます(例:x == 5)。
よく間違えるので注意してくださいね!
🧪 if文と組み合わせると…
比較演算子は、if文といっしょに使うことで「条件分岐」に活用できます。
age = 18
if age >= 18:
print("成人です!")
else:
print("まだ未成年です。")
このように、年齢によって表示を変える…なんてこともできちゃいます。

自分の好きな数字や変数を使って、いろいろ比較してみてください。
ちゃんとTrueやFalseが返ってくるのを見ると、「おお~動いてる!」って感動しますよ✨
4. 条件を組み合わせる!論理演算子
比較演算子で「1つの条件」をチェックする方法はわかりましたね?
今度は、それを「2つ以上組み合わせて」もっと複雑な条件をチェックしてみましょう!
ここで登場するのが**論理演算子(ろんりえんざんし)**です!
🤝 論理演算子ってなに?
論理演算子は、「AもBも正しいとき」とか「AかBのどちらかが正しいとき」といったように、条件をつなげて判断するための演算子です。
たとえばこんな場面で使えます:
「年齢が18歳以上 かつ 学生である人だけに割引をする」
→ 「年齢が18歳以上」and「学生である」=両方がTrueならOK!
✅ よく使う論理演算子
| 演算子 | 読み方 | 意味・動作 |
|---|---|---|
and | アンド | 両方の条件がTrueのときにTrueになる |
or | オア | どちらか1つでもTrueならTrueになる |
not | ノット | 条件の結果を反対にする(True→False) |
💡 実際に使ってみよう!
# and の例
age = 20
is_student = True
print(age >= 18 and is_student) # → True
# or の例
has_ticket = False
is_vip = True
print(has_ticket or is_vip) # → True
# not の例
is_logged_in = False
print(not is_logged_in) # → True
👀 読みかたのコツ
age >= 18 and is_student
このコードは、「年齢が18歳以上で、かつ学生か?」という意味。andを「かつ」、「or」を「または」と考えると日本語的にもわかりやすいです!
✅ よくある使い方:if文と論理演算子
score = 85
age = 16
if score >= 80 and age < 18:
print("成績優秀な未成年ですね!")
このように、複数の条件を同時にチェックしたいとき、論理演算子はとっても便利なんです。
🎓 ポイントまとめ
and:どっちもTrueじゃないとダメor:どっちかがTrueならOKnot:TrueとFalseをひっくり返す
5. 演算子の優先順位を理解しよう
ここまでで、いろいろな演算子を使えるようになってきましたね!
でも、こんなコードを書いたときに、ふと疑問に思うかもしれません。
print(3 + 2 * 4)
「これって先に足すの? それとも掛け算が先?」
そう!ここで知っておくべき大事なルールが、**演算子の優先順位(ゆうせんじゅんい)**です。
🎯 優先順位ってなに?
Pythonでは、どの演算子を先に計算するかが決まっています。
これを間違えると、思ってたのと違う答えになっちゃうことも。
数学でも「掛け算が足し算より先に計算される」って習いましたよね?
それと同じ考え方です!
✅ 演算子の優先順位(よく使うもの)
上から順に、優先順位が高い(=先に計算される)です。
| 優先順位 | 演算子 | 内容 |
|---|---|---|
| 1位 | () | 括弧(かっこ) |
| 2位 | ** | べき乗 |
| 3位 | *, /, //, % | 掛け算・割り算など |
| 4位 | +, - | 足し算・引き算 |
| 5位 | ==, !=, <, >, <=, >= | 比較演算子 |
| 6位 | not | 論理の否定 |
| 7位 | and | 論理積(かつ) |
| 8位 | or | 論理和(または) |
💡 たとえばこんな例
print(3 + 2 * 4) # 結果は 11(→ 2*4=8、3+8=11)
掛け算 * のほうが、足し算 + よりも優先順位が高いので、先に計算されるんですね。
🧠 かっこ () を使えば自由に順番を変えられる!
優先順位をハッキリさせたいときは、**かっこ(())**を使いましょう!
print((3 + 2) * 4) # 結果は 20(→ 3+2=5、5*4=20)
Pythonでは、かっこが最強です。
どんな演算子よりも、かっこの中が先に計算されます!
🔍 実験してみよう!
print(10 + 2 * 3) # 10 + (2 * 3) → 16
print((10 + 2) * 3) # (10 + 2) * 3 → 36
print(2 ** 3 + 1) # (2 ** 3) + 1 → 9
print(2 ** (3 + 1)) # 2 ** (3 + 1) → 16
このように、かっこを使うと計算の順番をコントロールできるので、ミスを防げて読みやすさもアップ!
✅ ポイントまとめ
- Pythonでは演算子ごとに**計算される順番(優先順位)**が決まっている
- 迷ったらかっこを使うのが安心!
- 優先順位を理解すると、より正確なコードが書けるようになる
6. input()関数と演算子の組み合わせ例
これまでに勉強してきた演算子たち、だいぶ使い方がわかってきましたよね?
ここでは、Pythonの便利な機能「input()関数」を使って、ユーザーが入力した数字をもとに演算をしてみます!
🎤 input()ってなに?
input()関数は、プログラムの実行中にユーザーからの文字入力を受け取るための関数です。
name = input("あなたの名前を入力してください:")
print("こんにちは、" + name + "さん!")
こんなふうに使うと、キーボードで入力された内容が変数 name に入ります。
💡 入力は「文字列」になるので注意!
ここがちょっとした落とし穴ですが、input()で受け取ったデータは**すべて文字列(str)**になります。
num = input("数字を入力してください:")
print(num + 1) # ← エラーになる!
これだと、数字を足すはずが「文字列と数字は足せません!」というエラーになります。
🔄 数値に変換しよう!
数値として計算したいときは、int() や float() を使って型変換しましょう。
num = int(input("数字を入力してください:"))
print(num + 1) # ちゃんと計算できる!
int()→ 整数に変換(例:5, 10, 42)float()→ 小数に変換(例:3.14, 0.5)
🧮 ミニ電卓プログラムを作ってみよう!
それでは、これまでの内容を使って、2つの数字を入力して足し算するプログラムを作ってみましょう!
# ユーザーから2つの数字を受け取る
num1 = float(input("1つ目の数字を入力してください:"))
num2 = float(input("2つ目の数字を入力してください:"))
# 足し算して結果を表示
print("合計は", num1 + num2, "です!")
このプログラムを実行すると、画面に「数字を入力してください」と出てくるので、自分で好きな数字を入れて試せます。Pythonがちゃんと計算してくれたら大成功✨
✅ 他の演算子も使ってみよう!
print("引き算:", num1 - num2)
print("掛け算:", num1 * num2)
print("割り算:", num1 / num2)
print("余り:", num1 % num2)

どんどん自分で書き換えて遊んでみてください!
Pythonは「試してなんぼ」ですよ〜!
🧠 ポイントまとめ
input()でユーザーから値を受け取れる- 入力は文字列になるので、数値計算には
int()やfloat()で型変換しよう - 演算子と組み合わせることで、入力によって結果が変わる動的なプログラムが作れる!
7. まとめ|演算子を理解すればPythonがもっと楽しくなる!
ここまで、Pythonの演算子についていろいろ学んできましたね。
最初はちょっと難しそうに感じたかもしれませんが、演算子はプログラムに「どう動くか」を指示するための大切な道具です。
📚 今回学んだ内容をふりかえろう!
✅ 算術演算子:たし算、ひき算、かけ算、わり算などの基本計算
✅ 比較演算子:値をくらべて、True か False を返す
✅ 論理演算子:複数の条件を組み合わせてチェックする
✅ 演算子の優先順位:どの順番で計算されるかをしっかり理解しよう
✅ input()関数との組み合わせ:ユーザーの入力で動くプログラムが作れる!
💡 演算子を使えると、できることが増える!
たとえば…
- 電卓アプリを作る
- テストの合格・不合格を判定する
- ゲームの中で条件によってイベントを起こす
…など、プログラムに“考える力”をもたせることができます!
よくある質問(Q&A)
- Q
==と=の違いは? - A
=は「代入」、==は「比較」です。使い分けに注意しましょう!
- Q
input()で数字を入れてるのに、なぜエラーになるの? - A
input()の値は文字列なので、int()やfloat()で変換する必要があります。
- Q演算子の優先順位が覚えられません!
- A
かっこ
()を使えば計算順序をコントロールできます。まずはかっこを活用するのがコツ!








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